つい先日、友人が講師をしている予備校を見学させてもらいました。
個別指導の教室のドアの向こうから、講師たちの声が聞こえてました。
そのなかで、ちょっと気になった言い方が・・・・・・・
『何回、言ったらわかるんだ!!』
『本当に、お前は、なんも成長してない!!』
このような表現でした・・・・・・
もちろん、生徒と講師の信頼関係の上での言い回しだとは思うんですが・・・・
生徒は、いつも、このような事を言われ続けたら、
本当に自分は成長してないんだ・・・・・
本当に自分は、ダメなんだ・・・・・・
このように思います、というか、潜在意識の中に刷り込まれていきます。
我々、大人だって同じ。
いつも、いつも、否定的なことを言われ続けたら、自然と後ろ向きになり、
また・・・・・同じこと・・・・
また・・・・・今日も同じこと・・・
もう、わかってるよ・・・・・・・・
こうなります。
生徒だって同じこと。
✖成長してない
〇ゆるやかだけど、着実に成長してるよ。
✖何回言ったら、分かるんだ!!
〇分かるまで、付き合うよ。
生徒の良いところを見つける。
そして、それを自分(講師)の言葉で伝えてあげる。
生徒の短所を指摘するのではなく
長所を褒めてあげる。
予備校講師・・・・・・
特に、個別指導を担当するのであれば、尚更の話、
『この生徒の強みは?』
『この生徒のいいところは?』
という目を持って、生徒と向き合うことが必要だと思います。
言霊・・・・・・言葉に宿る不思議な力。
私は、この不思議な力はあると確信しています。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。