この本の中で、学習指導の形態について、
生徒の学習行動は、次の3段階があると説明されてます。
『覚える』⇒『わかる』⇒『わかる』
まぁ、まぁ、そうだろう・・・・・私もそう思います。
ただし、厄介なのは『わかる』って部分です。
よ~く考えてみると
『覚える』と『できる』は、生徒自身にしかできません。
『わかる』の部分は、講師が関与します。
やっかいなのは、
講師が、熱心になり過ぎて、すなわち、関与しすぎて
生徒にとってみたら『わかる』ではなく『わからされる』になることです。
『わからされた』生徒は、決して自立できません。
『わからされてしまう』から『できる』に続く階段が消失してしまいます。
『わかる』から『できる』に続く勾配はかなり急です。
登るのには、かなりの困難が伴います。
しかし、生徒が自力で登らない限りは、決して『できる』にはなりません。
この段階で、自力で登れないことを私は、『他力本願』と言ってます・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。