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2017
9/19

ある大学教員のボヤキを受けて・・・・・

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ある大学としておきます。

そして、ある大学教員(私の友人)としておきます。

 

その大学は、毎年、新入生向けにオリエンテーション合宿を実施しています。

 

新入生のクラス単位で実施され、上級生が主催・企画するイベントです。

 

このオリエンテーション合宿の参加は義務ではなく任意だそうです。

 

ある大学教員がこうぼやいてました・・・・・

 

年々、このオリエンテーション合宿に参加する新入生が減っている。

ここ最近の学生の特徴は、単に勉強できるだけ。

だから、大学になじめない学生が激増している。

 

“友人を作ることに何のメリットがあるんですか?”

と真顔で反論する学生もいる。

 

参加しなかった学生に、何故?って聞くと”親が参加しなくてもいい”と言った、と。

優秀なんだけど、言われたことしかやらないし、

自分で壁を作って引きこもってしまう。

自主性のかけらもない、

あれじゃ、就職なんてとても無理だわ・・・・・・・

 

こんなことをぼやいてました。

 

私も、この話を聞いた時、素直に納得しました。

 

 

事実、私も、このような受験生の指導を担当させてもらったこともあります。

 

挨拶ができない・・・・・・・・・・・ 

周囲とうまくなじめない・・・・・・・

自主的に動けない・・・・・・・・・・

“出来ない事”の言い訳を常に考えてる・・

 

悲しいことに、コミュニケーション能力が足りない、というより、完全に欠落してるんです。

 

どうして、このような学生が激増してるんでしょう?

 

 

ズバリ、幼少期からの慢性的な親の過干渉です。

 

よく、『こんなことも、出来ないの!!』と感情的になって叱るお母様がいます。

『こんなことも出来ない』のは、『こんなことも』やらせてないからです。

 

 

先日、たまたま、偶然にも、尾木ママの子育てに関するテレビ番組をみました。

その中で・・・・・・

近ごろでは、

朝は、『早く、起きなさい』から始まって、

夜は、『早く、寝なさい』まで、子供の顔を見れば叱ってばかりいるお母さんも珍しく

ない。そんな母親に限って、『うちの子は何もできない』と愚痴をこぼすそうです。

母親が叱って子供に行動を促すことが、子供の自立心を発達させる大きな障害になって

る。・・・・・このようにコメントされてました。

 

私も、全くの同感です。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。