数学を教えたければ、まず、『数学』を勉強すること。
そして、教えるということは、『相手』のいることだから、考えたことを『伝える』手法
を学ぶこと。
ですから、(主に高校生を指導する)数学の講師に必要なのは、
①『数学』を勉強すること
②『伝える』手法を学ぶこと
③自分のやり方をいつも絶対にベストとは限らないとわきまえること。
『講師業』の看板を掲げ、お金いただく以上、上の①②③は、最低条件。
特に③について・・・・・
外からの意見に素直であることはとても大切。
しかし、素直であることと、盲従することは違います。
(主に高校生を指導する)『数学講師』は、”数学者”ではありません。
『講師』なんです!!
残念なことに、予備校講師の中には、”自分は数学の天才”と大きな勘違いをしているヒ
トもごくごく少数いるのも事実です。
そういう人たちは、大学院で純粋に数学を楽しんでください・・・・・・
あるいは、雑誌の執筆作業、模擬試験作成、採点業務などでその能力を生かしましょう。
数学の天才であったり、大数学者であっても、『数学講師』ならば、
上の①②③は当然の話。
先日、某予備校で講師をしている友人たちと、こんな話で盛り上がりました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。