律令体制が崩壊・・・・・
自分の土地と命は自分で守らなければならないという時代になっていくわけです・・・・
そこで、誕生したのが『武士』です。
自分の土地を守るために自ら武装化する者もいましたが、その多くは、貴族や寺社にやと
われて警備を行ってました。
つまり、この頃の武士は、『軍事力』はありましたが、『経済力』はありませんでした。
ところが・・・・・
院政の頃になると・・・・・・・・・
院は、摂関家に対抗するため、武士たちを『院の近臣』と呼ばれる側近にしていきます。
そして、このような武士たちの中には、確実に財力を蓄えていく者も出てきました。
このような流れの中で平氏は、瀬戸内海の海賊を平定して日宋貿易の権利を独占します。
このように、院政の頃から、武士は、『軍事力』だけでなく、『経済力』を兼ね備えてい
くことになります。
武士が政治の実権を握る中世の幕開けです・・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。