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2018
3/7

『チャイナ』と『ジャパン』

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さて、下の画像は、平安時代の貴族の食事と邸宅内部。食器や火桶、灯台など、全て漆。

(山川、日本史資料集より)

 

この『漆』なんですが、なんと、縄文時代から使われてたんです。

 

奈良時代からは、すぐれた漆器など貴族階級でつかわれてました。

皆さんの、ご自宅にもお椀や重箱、硯箱、などあったりするのでは?

 

毎日お味噌汁を飲むお椀も近ごろでは、プラスチックが主流ですが、なんとなく漆器風に

作られたものが好まれるのは、漆器が日本の伝統文化として長く親しまれてきたからで

しょう。

 

ご飯を食べるときのお茶碗のような磁器は、英語で『チャイナ』と呼ばれてるんです。

これは、磁器が中国で開発されて世界中に広まったからです。

 

では、漆器は、英語で何というかご存知でしたか?

 

実は、以外と知られてないんですが、『ジャパン』っていうです。

漆の技術は日本で美しい漆器として発展し、世界に広まった、まさに日本の伝統工芸。

 

日本で誕生し、『ジャパン』と呼ばれる漆器・・・・・・

 

漆は、高級品として特別なモノって思われがちですが、日常に使ってもとても丈夫で直射

日光や極端な乾燥にさえ注意したら、大切に長く使うことができます!!

日本の湿潤な気候にピッタリなんでしょう・・・・・・

 

 

日本史を勉強することで、様々な発見に出くわします!!

だから、日本史の勉強って楽しいんです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。