日本の学校教育は、『思いやり』『相手の気持ちを察する』
この二つを柱にしています。
この心情を育てるために・・・・・
集団の和や協調性を特に重んじます。
『学級活動』『給食』『清掃』『合唱コンクール』等々。
このことは、将来、社会に出た時、企業や地域社会の一員として一体感のある国民性と
なっていきます。
これに対して、オーストラリアでは、
教育は個人の違いに対応するってことを柱にしてます。
個人の能力、特性に応じた教科、学習方法が選択できるんです!!
一人一人の個性・能力が最大限に生かされるように『卓越性』が最優先されます。
何か、一つでも人より優れているものがあり、そして自己主張でき人を納得させる力を
持つことが大切とされています・・・・・・イギリスやアメリカも同様です。
日本は、集団を大切にし、集団同調的な社会を形成し、
一方、オーストラリアは個人を大切にし、強いリーダーのもとで、自立したクリエイテ
ィブな社会を形成しようってことなんだと思うんです。
世界には200近い国があります。
それぞれの国に独自の文化、歴史、風土があります。
そんな中で『学校教育』もまた、それぞれの国の形、特色があります・・・・・
国民性が違うから・・・・・・って割り切るんではなく、
他国の文化的背景を知りつつ、他国の人たちの考え方も柔軟に受け入れていきたいもの
です・・・・・・
将来、世界をまたにかけて、はばたいていくであろう高校生諸君!!
そういった意味においては、日本史、世界史、英語の勉強は必要不可欠です。
大学受験のための勉強・・・・ということではなく、『素養』なんです。
この『素養』が君たちの立ち振る舞いに、にじみ出るんです。
会話の端々にそれを感じさせてしまうんです。
海外の人たちは、ここの部分を瞬時に感じ取ります・・・・・・
それともう一つ・・・・・
身に付いた、『知識、素養』は、みなさんの一生の財産になります!!
今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。