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2018
5/19

戦国時代って実は・・・・・

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あまり、知られてない話なんですが・・・・・・

 

全国にさまざまな商人が登場したのは戦国時代。

戦国武将が城を建てると、その周りに武士やその家族が住むようになります。

そこへ、様々な職人と商人も移り住むようになります。

城下町は、このように形成されていったわけです。

当時の商人の中でも最も大きな財をなしたのが『土倉』『酒屋』と呼ばれる人たち。

今で言えば、質屋さんと高利貸しを合体したような感じでしょう。

貨幣経済がドンドン浸透していったこの時代、京の都だけでも300~400軒あったと言わ

れてます(山川史料集)

また、寺院の境内や街角に『市』が立つようになったのも戦国時代。

寺院が商人に営業権を与える代わりに、納入金をゲットしてました。

定期的な『市』も開かれるようになりました。

『市』では、近隣の村々で生産されたコメや野菜、塩、豆腐などの食料品のほか、

綿、白布の衣料品や日用品などが売られてました。

こうした商品を売ったのは、『大原女』や京都・桂川産の鮎を売った『桂女』などのよう

に多くの女性たちでした。

しかし・・・・・寺院などに支払う納入金がしだいに引き上げられ、重荷になっていきま

した。そこで、こうした上納金を撤廃し、自由活発な経済活動をやろうぜ~!!ってのが、

信長の『楽市楽座』ですね。

 

戦国時代というと、血で血を洗う戦いの時代ではありましたが、

実は、その裏では、現在まで残る職業が次々と誕生した時代でもあったわけです。

 

 

このように、城下町を盛んにし、経済を活発化しておかないと、いざ戦争となった時、食

料とか軍事物資を買おうとしても、うまく調達できない、戦争に行けない、なんてことに

もなりかねません。

だから、戦国武将にとっては、城下町経営は政治的にも経済的にも超重要であったわけで

す・・・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。