故、土光敏夫さん・・・・
『メザシの土光さん』ですね・・・・・・・
土光さんの本を立て続けに2冊、読みました!!
石川島播磨重工業、東芝などの社長をされ、経団連の会長もされてました。
地味で質素な生活を送る一方、会社では社員の先頭に立ち有言実行を貫き、経営が傾きか
けた企業を再建させ、さらには発展させたりしたことで有名過ぎるくらい有名です。
土光さんは、実に多くの言葉を残してます。
『二流の人は”出来ない”と思い込み、一流の人は”出来る”と考える』
『二流の人はスキルを学び、一流の人は仕組みを学ぶ』
『蛍光灯は半分消せ!!』
『社員は3倍、重役は10倍働け!!』
『個人は質素に、社会は豊かに!!』
『サラフレットより野ネズミの方が強い!!』
他にも諸々あります・・・・・・
この本の中に書かれてた、とても印象的なフレーズです。
『穴を掘るには、幅がいる』
ひとつの道を極めていくには、その隣接する分野を含めた幅の広い学習が必要!!
例えば、将来、『通訳』という職業を目指しているとしましょう。
当然、外国語は話せなくてはなりません、これは当たり前。
実際に通訳として働くときには、日本国内を案内するだけでも、日本の文化、歴史のみな
らず、相手国の文化や歴史もある程度理解しておかなければならないでしょう。
地理の知識も必要でしょう。
また、通訳と言っても観光目的だけではないはず。
経済、ビジネスなど幅の広い知識が要求されるでしょう。
では、私にとっての必要な幅とは?
指導教科の数学、物理、日本史以外で・・・・・・
英語、世界史、倫理・政経、教育心理学、カウンセリング心理学、指導技術論、
コーチング論、ドラッガー・・・・うわぁ~あげればきりがありません。
そう考えると、お恥ずかしい話、自分の未熟さをまざまざと痛感させられました
自分の専門分野だけの知識、技術だけでは、穴は深く掘れません!!ってことです。
自分は、深いって思ってても、周りから見たら、あらら(失笑)・・・・ですよね。
“極める”ためには、幅がいる・・・・・・ずっしりと重たい言葉です。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
追記
日本には、数多くの『スゴい』人たちがいるんだなぁ~ってつくづく思ってます。