「こんな変形・・・・・どうやったら思いつくんですか?」
ある生徒を指導していて、こんな言葉が出てきました・・・・・。
たしかに、この生徒にとっては、まさに、「ひらめき」に感じたのでしょう・・・
一見「ひらめき」に満ちているような「式変形」は、泥臭い、地道な思考プロセスによ
る「必然」です!!
決して、天から降ってくるような「ひらめき」ではありません。
数学には、解法を知らなければ、解けない・・・という問題は存在しません。
どんな解法にもそれを生んだ「発想」があります。
それは、数学的に当たり前の「発想」です。
別な言い方をすれば、
数学の勉強とは、「ひらめき」にしか思えなかった発想が「当たり前」の発想に思えるよ
うにするためのものでもあります。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。