ニュース・ブログ

2015
10/12

論理力を磨き、「脳力」を養う

ブログ

感動した映画のストーリーをお母さんに話す。

感動したドラマのストーリーを友達に話す。

こんな経験、誰にでもありますよね。

 

たった1度しか見ていないのに、物語のあらすじを、しっかりと順序立てて、第3者に説明

できるって、実は、凄いことだと思いませんか?

 

見る側は、「暗記」しようとして見てるわけではありません。

「人に説明しよう」と思って見てるわけでもありません。

“暗記しない”⇒”物語をつかむ”⇒”教える”

これが、私が生徒に伝えてる「数学の正統的な学習法」です!!

 

私は、数学を勉強するということは、「論理」を学ぶことだと考えてます。

論理力(数学的思考)、すわち、筋道を立てて物事を考えていく力を養うことこそ数学を学

ぶ本来の理由だと考えています。

残念ながら、今の生徒たちは、数学を学ぶ本来の理由を自覚し、そこに潜む、「美と調

和」の感動に浸る余裕なんてありせん。まず、目の前にある問題を解かなくてはなりませ

ん。なんとか、乗り切らなければならないのです。厳しい現実に直面しています。

だから、自然と、公式や解法を丸暗記せざるを得ません。

当然、そこには、「論理」のかけらも存在しません・・・・・

数学を学ぶ意味は、完全に失われてしまいます。・・・・・・

 

だからこそ、私は、生徒に、数学という抽象化された世界ではあるものの、「生きた意

味」や「美と調和」を伝えながら、論理力を磨き、「脳力」を養成していきたいと

常に考えています。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。