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2015
10/23

子離れできないから、子供は親離れできないんです。

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不思議なもので、特に、生徒(特に高校生以上)は、

自分自身で「そうか!!」と気付いたことには自発的になれます。

逆に、どんなに諭しても、あるいは、脅しても、本人が自分で気付かない限り行動は変わ

りません。

 

ですから、私は、生徒へ「答え」を与えるのではなく、相手に考えさせます。

こちらが言いたいことを話す代わりに、相手の言いたいことをたくさん、聴きます。

このような、「やりとり」を通して、生徒は、「自分の中にある、どうしたいのか?」

「どうしたらいいのか?」に気付かせていきます。

答えは、いつも、生徒の中にあるんです。

 

しかし、中には、どうしても、「気付かない」というか「気付けない」

生徒もいます・・・・・・・・・

 

「気付く生徒」と「気付けない生徒」・・・・・・・・

両者を分けている、決定的なモノ・・・・・・・・・

それは、親の子に対する接し方です。

 

子供が、「気付く」前にもしくは、「気付かせることもなく」親がすぐに「答え」を与え

てしまうからです。

 

答えを自分の中に探しに行く習慣のない生徒になってしまいます。

答えは、誰かが、与えてくれるもの・・・・・・・

すなわち、精神面、生活面、全てにわたって、親へ頼る、依存する・・・・・・

こうなってしまいます。

 

手をさしのべたくなるのは、親としては、当然ですが、度が過ぎると、その子の人生を

狭めることにもなります・・・・・・

 

口出しは、厳禁です。

とにかく、見守ることです。

見守ることが、子供の自立のサポートなんです。

 

子離れできないから、子供も、親離れできないのです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。