不思議なもので、特に、生徒(特に高校生以上)は、
自分自身で「そうか!!」と気付いたことには自発的になれます。
逆に、どんなに諭しても、あるいは、脅しても、本人が自分で気付かない限り行動は変わ
りません。
ですから、私は、生徒へ「答え」を与えるのではなく、相手に考えさせます。
こちらが言いたいことを話す代わりに、相手の言いたいことをたくさん、聴きます。
このような、「やりとり」を通して、生徒は、「自分の中にある、どうしたいのか?」
「どうしたらいいのか?」に気付かせていきます。
答えは、いつも、生徒の中にあるんです。
しかし、中には、どうしても、「気付かない」というか「気付けない」
生徒もいます・・・・・・・・・
「気付く生徒」と「気付けない生徒」・・・・・・・・
両者を分けている、決定的なモノ・・・・・・・・・
それは、親の子に対する接し方です。
子供が、「気付く」前にもしくは、「気付かせることもなく」親がすぐに「答え」を与え
てしまうからです。
答えを自分の中に探しに行く習慣のない生徒になってしまいます。
答えは、誰かが、与えてくれるもの・・・・・・・
すなわち、精神面、生活面、全てにわたって、親へ頼る、依存する・・・・・・
こうなってしまいます。
手をさしのべたくなるのは、親としては、当然ですが、度が過ぎると、その子の人生を
狭めることにもなります・・・・・・
口出しは、厳禁です。
とにかく、見守ることです。
見守ることが、子供の自立のサポートなんです。
子離れできないから、子供も、親離れできないのです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。