今は、言わずと知れたICT(情報通信技術)社会です!!
今回の地震でも、この『情報』にどれだけ助けられたか・・・・
今では、インターネットでどんな情報でも引き出せます!!
その一方で・・・・悩ましい事実というか憂慮すべき現実にも
目を向けなくてはならないと思います。
少し前までは、『知識』は、人から人へ、本から人へでした!!
でも、今は、
ありとあらゆる情報がネットの中に漂っています!!
ですから、キーワード検索さえすると、答えをすぐゲットできます!!
例えば・・・・何か、学術的な新しい”発見”があったとしましょう。
ネットで引けば、画像も音声も出てくるし、その発見がどういうものであるのかの説明も
でてきます。
ですから、ネットで得た情報だけで”うんちく”も語れます・・・・
しかし・・・・、その発見をした人の感動やどんな苦労をして発見したのか?
その結果、世界がどう変わるのか?・・・・その人が実際に語った言葉を聞かないとわか
りません。
我々、塾・予備校講師も同じです。
ネットでゲットした情報を生徒へ伝え、ブログで発信しても、
所詮、ネット情報の寄せ集めでしかありません・・・・・・
私は、生の情報、生の知識を生徒へ伝えてます!!
例えば・・・・・
受験生へ過去問の指導をする時は、
当たり前ですが、私も事前に過去問を解きます。
この問題の(3)を解くにあたり、どれだけ悪戦苦闘したか?
そして、この条件の裏に隠された、作問者の意図・・・・それは、実際に苦しみながら、
試行錯誤を繰り返しながら、解いたものにしかわかりません。
このような情報は、ネットには紹介されません。
このようにして得た生の知識、生の情報を生徒に伝え、共有することが、
今の、我々の使命だと認識しています!!
生の知識・情報は、人の中に入ると組み直され、その人の身になって、
心になってにじみ出ます!!
言葉にして口に出した時、
ブログで文字にして発信した時、
伝わる人には伝わるもんです!!
ネット情報の寄せ集、切り取り・・・・これらも知識といっていいでしょう・・・・
しかし、
私は、同じ知識でも、正統的な知識を生徒へ伝えたいと思ってます。
正統的な知識とは、
しっかりとした人から学び、しっかりとした本から得たモノです。
もしくは、昨日のブログで紹介させてもらった『青ペン書きなぐり法』のように自分の経
験に裏打ちされた確かなモノ・・・・このように思います。
知識は、人から伝えられ、もしくは、本から得るものです。
そして、様々な経験を通して、知識は知恵となっていきます!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。