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2018
10/17

古代、律令時代のお役人さんたちの勤務時間って?

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今日は、歴史ネタです!!

出典は、もう何度も登場してます、いつものこの本です!!

古代、律令時代の役人さんたちの勤務時間についてです!!

 

ご存知の方も多いかと思います!!・・・・・勤務は日の出とともに・・・・

 

 

話の舞台は、ここです!!・・・・“なんと、立派な平城京”でお馴染みの平城京。

 

律令時代は、お役人さんたちは、日の出前に出勤してたといいます。

午前3時ころ、宮城の門が開き、日の出の少しあと、太鼓の相図で、一斉に仕事が始まっ

たそうです。

朝早くから、会議や政治が行われたことから、

政府のことを『朝廷』と呼ぶようになりました。

 

正式な勤務は午前中のみ、

午後には帰宅してたそうです。

 

古代の役人の勤務時間が夜明けから昼までだったのには、それよりも前の弥生時代の政治

スタイルに由来するとのこと。

 

弥生時代の人々の様子(イメージ図)・・・・・山川史料集から

弥生時代には、卑弥呼の例にも見られるように、女性が巫女となり、神を祀りました。

夜のうちに”神がかり”になって、神のお告げをきき、朝になるとお告げの内容を男子に伝

え、神の意志に沿って政務をとらせたそうです。

 

ですから、政務を担当するものの仕事は、早朝、お告げを聞くことから始まったので、彼

らは、日の出前に出勤する必要があったといいます。

この伝統が受け継がれ、

律令国家でも、役人は、早朝から仕事をしていたとのことでした!!

 

 

知識は、みんなと共有しましょう・・・・・の今野でした。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。