今日は、歴史ネタです!!
出典は、もう何度も登場してます、いつものこの本です!!
古代、律令時代の役人さんたちの勤務時間についてです!!
ご存知の方も多いかと思います!!・・・・・勤務は日の出とともに・・・・
話の舞台は、ここです!!・・・・“なんと、立派な平城京”でお馴染みの平城京。
律令時代は、お役人さんたちは、日の出前に出勤してたといいます。
午前3時ころ、宮城の門が開き、日の出の少しあと、太鼓の相図で、一斉に仕事が始まっ
たそうです。
朝早くから、会議や政治が行われたことから、
政府のことを『朝廷』と呼ぶようになりました。
正式な勤務は午前中のみ、
午後には帰宅してたそうです。
古代の役人の勤務時間が夜明けから昼までだったのには、それよりも前の弥生時代の政治
スタイルに由来するとのこと。
弥生時代の人々の様子(イメージ図)・・・・・山川史料集から
弥生時代には、卑弥呼の例にも見られるように、女性が巫女となり、神を祀りました。
夜のうちに”神がかり”になって、神のお告げをきき、朝になるとお告げの内容を男子に伝
え、神の意志に沿って政務をとらせたそうです。
ですから、政務を担当するものの仕事は、早朝、お告げを聞くことから始まったので、彼
らは、日の出前に出勤する必要があったといいます。
この伝統が受け継がれ、
律令国家でも、役人は、早朝から仕事をしていたとのことでした!!
知識は、みんなと共有しましょう・・・・・の今野でした。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。