まず、結論から言わせていただきます。
この内部進学制度により、
数Ⅲを十分に、もしくは、全く勉強してない生徒が、理系学部へ進学する!!
大学へ進学しても、授業についていけなくなることが分かっているにもかかわらず、
そのような生徒を結果として、大学へ(実力養成会が)送り込むことのジレンマを感じる
んです!!
つまり、数学Ⅲを十分に、もしくは、全く勉強してない生徒ですら、諸事情をクリアーす
ると行けてしまうんです!!
『行けてしまう』・・・・・これは、付属高校の特権です!!・・・・正式な手続きを踏ん
での合格です。なんら、やましいことはなく、心の底から喜ぶべきことです。
生徒・ご家族の総意による内部進学です。
では、なぜ、こんな状況になるのか?
現役合格を最優先とするため
第一志望の『〇〇学部』の校内エントリーに漏れたとしたら、
第二志望は、『理系学部』・・・・・・・
しかし、『内部進学で行く!!』と決めた4月の段階で、数Ⅲは、ほぼ、捨ててるんです。
こういったケースは、意外と知られてませんが、付属高校では、よくある事例です。
親御さんとしたら、
『絶対に現役合格』・・・・・であれば、多少、本人の希望、志望とは、ずれることに
なるけど、背に腹は代えられない・・・・・
それこそ、『苦渋の決断』の結果として、こういう事例が発生します。
いつも、書いてますが、私も高校生の父親だからこそ、
こういった実情は、十分理解できます!!
誰が悪いとか、そういうことではありません。
何とも、悩ましい実情です・・・・・・
こういう事例は、全国各地で発生しています!!
付属高校内の、内部進学基準も様々です・・・・・
札幌圏は、それなりの基準です!!
しかし、全国的に見たら・・・
中には、学力的に『えっ?』という生徒も、内部進学で入学することもあるでしょう
そうすると・・・・・どういうことになるか?
ここに一冊、とても興味深い本があります。
◆内容は・・・・・・・・・だいたい、察しはつきますね?
実力養成会には、
大学で学生を指導されていた先生が2名おります。
1人は、国立総合大学、もう一人の方は、首都圏の私立総合大学です。
私立大学で教鞭をとられてた先生の話も交えながら、
明日は、札幌の”ある私立理系大学”の驚くべき実情を,
差し障りのない範囲内で、ご紹介させていただきます。
今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。