先日、ある生徒から・・・・・・・・・
「確率漸化式がどうも、しっくりこなくて、なかなか解けないんですよ(泣)」
と言われました。
この生徒は、かなり能力の高い生徒です。札医志望の生徒です。
ですから、私は、あえて・・・・・・・・・・・・
「じゃ、その答えを見つけるために、具体的に、どんな行動をしたらいいのだろう?」
と聞き返しました。
(この生徒は、”答え” は、自分で見つけられる能力がある生徒です)
生徒は、改めて、「チャート」を見直すかもしれません。
生徒は、改めて、予備校のノートを見直すかもしれません。
予備校の友達に聞くかもしれません。
本屋へ向かうかもしれません。
ネットで色々と調べるかもしれません。
いずれにせよ、
与えられた情報より、自分で、とりにいった情報の方が
実際に、本人にとつて、血となり、肉となり「使える知識」となります。
「天才とは、努力する凡才のことである」
これは、アインシュタインの言葉です。
何でも、かんでも、生徒へ与えるのも、いかがなものか? と考えています。
生徒、一人ひとりの学力、能力、定着度・・・・様々です。
生徒一人一人の状況をしっかりと踏まえたうえで
凡才を突き放す、
凡才に、改めて、考える機会を与える。
その凡才は、天才という頂きに、一歩でも近づくはず・・・・・
そう、願い、この生徒に対しては、あえて、突き放しました。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。