突然ですが・・・・ヤマアラシ。
なぜ、ヤマアラシ???????
実は、先日の『テレビ寺子屋』で、
実にうまいことを言うなぁ~って感心したんです。
子供の人間関係つくりを『ヤマアラシの距離』という言葉で説明されてたんです。
ヤマアラシは、ご承知の通り、鋭いトゲを体中に持っている動物です。
そのヤマアラシが二匹いて、寒さをしのごうと寄り添おうとします・・・・・
するとお互いのトゲがお互いの体を突っつき合います。
何度も何度も繰り返し、寄り添っては突っつき合いながら、
やがて、お互いのトゲとトゲの間をうまく調整してその距離を巧みに計る術を身につけ、
互いの体温で寒さをしのぐことが出来るようになるそうです。
子供の人間関係においても、群れて遊ぶ中で、
トゲとトゲを突っつき合いながら痛い思い、辛い思いを
繰り返し、繰り返し、体験しながら、
互に傷つけあわない距離感をとりつつ、対応力、順応力を身に付けていく・・・
このように話してました・・・・・・・
なるほど・・・・・とても、うまい例えです。
今の・・・・子供たち。
都市化、少子化、室内遊びにスマホは、
直接、顔を突き合わせ、身を寄り添い合いながら、作り出す関係づくり・・・
これらを阻害するものです。
昔は、良かった・・・・・・と言って何もしないのでは、
大人として、親としてどうでしょう・・・・・
子供が、悩んでる姿を見て、『いじめだ』と結論付けて騒ぎ立てる前に、
『乗り越える力』がつくように広い気持ち、おおろかな気持ちを持って、
寄り添ってあげることが大切だと思うのです・・・・・・
更に言えば・・・・
子供たちの世界で起きてる様々な事・・・・・
それは、成長過程での大事な通過点なんですよね・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。