もう、かなり昔の話です。
あるテレビ番組に出させてもらったときの話です。
聞き手(アナウンサー)は、実に、「相づち」を多用してました。
わたしが、何かを、コメントするたびに
「ほっほぉ~~・・・・それで?」
とか
「いゃいゃ、なるほどですねぇ・・・・・」
とか
「わかります、わかります、そうなんですか・・・・」
あるいは、私が、コメントしている、チョットした「間」にも、
相づちを”ぶち込んで”きました。
黒字が私のコメント
ピンクがアナウンサーの相づちです。
学校が、たとえ、授業時間を大幅に削減しようと「はいっ」
我々は、今まで通り「うん、今まで通りの」
我々のカリキュラムを実直に継続していくだけです
「なぁるほど、ですね・・・」
こんな感じです。
最初は、このオーバーな相づちに、正直、違和感すら覚えました。
ところが・・・・・・・
慣れてくると、このオーバーな相づちに、踊らされて、
ドンドン、しゃべりが滑らかになっていきました・・・・
私の、コメントのちょっとした「間」にぶっこまれる、相づちが
ひとつの、「しゃべりのリズム」となって、会話がポンポン弾むんです…
さすが、プロのアナウンサーです。
知らず知らずのうちに、うまく、「のせられてたんです」
ギリシャでは、上手な相づちのことを
魔法の言葉と呼んでるらしいです。
メチャクチャ納得です。
私の指導にも、生かしてます。
今日も、最後で、読んでいただき、ありがとうございました。