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2015
12/25

たとえ、10年かけても、第一志望校の合格は無理です。

ブログ

一昨日の、「ある電話相談から」という私のブログをご覧いただいた会員のお母様、2名から、電話がありました・・・・

 

「先生がそこまでおっしゃる理由はどこなんですか?参考のために是非とも教えてください」

もしくは

「10年浪人しても、伸びない子は伸びないってことですか? うちの子は大丈夫でしょうか? 包み隠さず教えてください!!」

という内容でした。

 

温厚(?)な、私が、あそこまで、キッパリと言い切る根拠を知りたい・・・・

このような感じでした。

「10年やってもダメなものはダメ」という表現は、衝撃的だったようです。

しかし、それは、私の本音であり、現実は、そうです。

 

どんな生徒でも、勉強してたら、間違いなく、成績は伸びます。

伸び幅、伸びる時期に違いはあれ・・・・・・

 

しかし、その後・・・さらに伸びていくには・・・・

皆さんが考える以上に大きな溝があります。

 

具体的に説明させていただきます。

センターで750点で浪人しました。

1年~2年で780点までは伸びるでしょう。

さらに、800点を超えるとなると、今までと同じことをしていても超えられません。

800点を超えるには、「進化」が必要です。

 

「進化」は「深化」であり「新化」なんです。

 

どんな生徒でも、勉強と努力を継続していけば、自分の(仮想の)限界点まで、登っていけ

ます。

10年やってもダメなものはダメということは、同じことをやってても、(仮想の)限界点は

超えられない!!  こういうことです。

この(仮想の)限界点を超えるために必要な条件は、

 

第一に、本人の意識。

第二に、知識と技術と経験を持ち合わせた指導者。

第三が、家族のサポート。

 

「本人の意識」・・これは、極論すると「素直さ」であり「謙虚さ」です。

毎年同じことをしているから、合格できない。

自分のやり方のどこかに、改善の余地がある。

そこを変えていかない限り、また同じ結果になる・・・・

という意識で自分を見つめることができるってことが大切なんです。

へんなプライドが、心の奥深いところで、自分の間違いを認めたくないという意識にさせ

ます。

へんなプライドが、「聞く耳」を持たせなくなります。

以前、ブログでも紹介させてもらった「でも」を連発する生徒の典型です。

 

3浪以上の多浪生の半数以上は、このパターンにハマってます。

 

私が、いつも、書かせてもらっている

 

(勉強に関しての)「素直さ」「謙虚さ」

 

が、絶対に必要なんです。

 

これを持てなければ、壁は超えられません。

これが持てない限り、また、同じことの繰り返しとなります。

だから、10年かけても、無理ということです。

 

結局、そこ?

 

そうなんです。

「生徒の持つ素直さって、メチャクチャ重要なんです」

私の、今までの35年の経験に基づくものです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。