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2019
11/14

◇よく言う”論理の飛躍”って例えば、こんなコトです!!

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2次記述答案作成の際、生徒が一番”やらかす”ミス

 

それは・・・・論理の飛躍!!

 

 

先日、具体的なケースに遭遇したので、紹介させていただきます!!

 

参考にしていただければと思います!!

 

 

M ≧ 1

 

となったとしましょう!!

 

この式から・・・・・

『Mの最小値は1』としがちですが・・・・・

このように結論付けることは出来ません!!

 

なぜならば・・・・・

M=1  となることが、本当に起こるのか?・・・・・・って話です。

 

M≧1  は、Mは1以上です!!ってこと。

ひょっとするとM=10 かも・・・・・だから余裕でM≧1

 

M≧1       ⇔ 『Mの最小値は1』 ではない!!

 

 

 

M≧1 からの、Mの最小値は1 ・・・・・・とするならば

 

M=1  となることが本当にあるのか?

本当に実現されるのか?

 

そこで答案(2次答案)には、M=1 となる条件・・・・

例えば相加相乗平均であれば、等号成立条件であったり、

M=1  となる具体例など明記する必要があるんです!!

 

 

『論理の飛躍』とはこのような事を言います!!

 

実際、大学の2次試験では・・・・

採点する人たち(大学の先生たち)は、『論理の飛躍』は、当然想定内の範囲・・・・・

 

減点ポイントの対象!!

 

もっと言えば・・・・

出題者側は、『受験生は、論理の飛躍なく、しっかりと等号成立条件を書いてるか?』

を問いたくて、このような設問にしてるんです!!

 

お分かりいただけたでしょうか?

ですから・・・・

 

こういうところで、差がつきます!!

 

 

生徒にとっては、『解けたか、解けなかったか』・・・・ここに目が行きますが

実際は、どうなのか? ・・・・・・合否の分かれ目は、どこか?

それは、こういった部分なんです!!

 

これは、私が、生徒へ、しっかりと伝えて、教えていかなくてはならない部分です。

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。