先日、ある社会人(アルバイト)の女性が、体験並びに説明を聞きに、
実力養成会を見学にきました。
色々な、事情を抱えながらも、大学受験にチャレンジします。
“ハングリー精神”の塊のような女性です・・・・・・
バイトをしながら、大学を受験します。
世の中には、恵まれない環境の中でも、
強靭な意思の下、チャレンジ精神あふれる若者も少なくありません。
見てて、なかとしてでも、力になってあげたいと素直に思います。
その一方で・・・・・・・・・
小学生の時から塾通いをさせ、
誰もが羨む中高一貫校へ通わせ、
一流大学にと願うのは、親として当然かもしれません。
そんなありがたい、恵まれた環境にある子供たちの中には、
皮肉にも、「親のために勉強してやっている」と考えたり
社会性が欠落し、自分勝手な行動しかできない・・・そんな子供もいます。
何か、困難にぶつかれば、出てくる言葉は「どうせ、俺なんて・・・・・・・」
自制心がない。
公共心が欠落している。
他人の痛みを知らない。
「ありがとう」が言えない。
親が「豊かさ」を求めるばかりに、「耐える心」「感謝する心」を
育むことを疎かにしてきたからです!!
このような子供たちの、親は、例外なく「過干渉」です。
つい先日、あるテレビ番組で「尾木ママ」が
「過干渉な親ほど、自分が過干渉であるという自覚がない」とコメントしてました。
私も、全く同感です。
昔々、ある校長先生から、教えられた
『教えて厳ならざるは師の堕』
この言葉を 改めて、強く噛みしめています。
恵まれすぎている環境の生徒。
恵まれていない環境の生徒。
果たして、どっちが、いいのか・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。