ニュース・ブログ

2020
2/19

キミは大丈夫か?暗記数学の怖いところ

ブログ

解けない ⇒ 解説を見る ⇒ 理解できない・・・

 

ジリジリと時間だけが過ぎていく・・・・・

 

 

他にも解かなきゃならない問題がヤマのようにある。

 

 

こういう時、

生徒は、解法を丸暗記してしのぎます、これしか、手はないのです。

 

 

悩ましい事に、東西南北、旭丘ですら、定期考査ぐらいであれば、

この解法丸暗記だけで、赤点は回避できてしまうんです。

 

準トップ高、中堅高であれば、8割を超えることも出来てしまうんです!

見かけ上の点数は8割を超えてしまうんです!!

定期試験に出題される問題が、授業中で伝えられる中堅高もあります!!

 

 

だから、数学は点数とれるので、“力はある”と錯覚するんです。

 

 

保護者の方も同様です。

「うちの子どもは、定期テストで8割取れてるから基礎は十分ある」

錯覚してしまうんです・・・・・・

 

 

 

これが、現実なんです!!

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

ですから・・・・・

 

保護者の方は、みな、こうおっしゃいます・・・・

『定期テストでは、点数がとれるのに、なぜ模擬試験ではとれないのか?』

定期テストで点数とれる・・・・

実力がついてるってことではありません、暗記でしのいだ結果です。

 

 

 

暗記数学・・・・・私は否定しません。

“導入”部分では、暗記数学は有用です。

 

 

青チャートの暗記だけで東大数学も乗り切れる!!

という本も出てます、私も実際に読んで、納得してます!!

 

しかし・・・・それは、あくまでも、

暗記した解法を流用する能力がある!!

 

というのが大前提なんです!!

 

 

流用できない、流用の仕方すらわからない・・・・こんな生徒が大半です。

 

暗記でしのぐ・・・・ここから『負のループ』にハマってしまいます。

 

しかも、このような生徒たちは、例外なく、中学時代の塾の先生たちに

『解法暗記だ!!』

『パターン暗記だ!!』

『数学なんて、しょせん、暗記だ!!』

『高校入試数学は、暗記だけで8割取れる!!』 

 

このように良くも、悪くも “刷り込まれてる”

 

 

誰が悪い?

誰の責任?

 

こういうことではありません・・・

 

それぞれが、それぞれの立場でベストを尽くしてきたのです・・・・・

 

 

何とも、悩ましい現実です!!

 

暗記に頼らざるを得ない・・・・・

 

例えると、

 

補助輪を外して自転車を乗らなければならないのに、

いつまでたっても、補助輪つきの自転車に乗っている・・・

 

補助輪を外すタイミングに外せなかった・・・・・

もう、補助輪なしの自転車には乗れない!!

 

 

 

実は、深刻な話なんです・・・・

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。