解けない ⇒ 解説を見る ⇒ 理解できない・・・
ジリジリと時間だけが過ぎていく・・・・・
他にも解かなきゃならない問題がヤマのようにある。
こういう時、
生徒は、解法を丸暗記してしのぎます、これしか、手はないのです。
悩ましい事に、東西南北、旭丘ですら、定期考査ぐらいであれば、
この解法丸暗記だけで、赤点は回避できてしまうんです。
準トップ高、中堅高であれば、8割を超えることも出来てしまうんです!
見かけ上の点数は8割を超えてしまうんです!!
定期試験に出題される問題が、授業中で伝えられる中堅高もあります!!
だから、数学は点数とれるので、“力はある”と錯覚するんです。
保護者の方も同様です。
「うちの子どもは、定期テストで8割取れてるから基礎は十分ある」
と錯覚してしまうんです・・・・・・
これが、現実なんです!!
いかがでしょうか?
ですから・・・・・
保護者の方は、みな、こうおっしゃいます・・・・
『定期テストでは、点数がとれるのに、なぜ模擬試験ではとれないのか?』
定期テストで点数とれる・・・・
実力がついてるってことではありません、暗記でしのいだ結果です。
暗記数学・・・・・私は否定しません。
“導入”部分では、暗記数学は有用です。
青チャートの暗記だけで東大数学も乗り切れる!!
という本も出てます、私も実際に読んで、納得してます!!
しかし・・・・それは、あくまでも、
暗記した解法を流用する能力がある!!
というのが大前提なんです!!
流用できない、流用の仕方すらわからない・・・・こんな生徒が大半です。
暗記でしのぐ・・・・ここから『負のループ』にハマってしまいます。
しかも、このような生徒たちは、例外なく、中学時代の塾の先生たちに
『解法暗記だ!!』
『パターン暗記だ!!』
『数学なんて、しょせん、暗記だ!!』
『高校入試数学は、暗記だけで8割取れる!!』
このように良くも、悪くも “刷り込まれてる”
誰が悪い?
誰の責任?
こういうことではありません・・・
それぞれが、それぞれの立場でベストを尽くしてきたのです・・・・・
何とも、悩ましい現実です!!
暗記に頼らざるを得ない・・・・・
例えると、
補助輪を外して自転車を乗らなければならないのに、
いつまでたっても、補助輪つきの自転車に乗っている・・・
補助輪を外すタイミングに外せなかった・・・・・
もう、補助輪なしの自転車には乗れない!!
実は、深刻な話なんです・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。