今日は、実力養成会のある会員の話です。
一人っ子の彼は、人一倍家族思いです。
ある日、教室に腕時計の忘れ物・・・・・・
彼は、後輩のその腕時計を、近くの予備校まで届けてくれました。
このように、誰にでも親切な、優しいハートの持ち主です。
その一方、柔道の有段者・・・・・私なんか簡単に投げられ、簡単に絞められ、
簡単に極められます・・・・(こわっ!!)
医者を目指すようになったのも、大好きなお母さんに対する”思い”から。
物理担当のI先生も彼を弟のようにかわいがってくれ、
サウナに連れていってくれることも・・・・・・・・・
私は、彼を指導させてもらってもう既に5年。
ご両親とも何度も面談をさせてもらい、よく存じ上げております。
昨年の暮れ、彼は、いきなり、どん底に突き落とされました・・・・・
あれほどまで、応援してくださっていたお父様が他界されました。
こんな無情なことってあるのでしょうか?
誰よりも、彼の合格を願っていたお父様が他界されるなんて・・・・
しかし、彼は、お母様に支えられ
そして、実力養成会の仲間にも支えられ
悲しみと絶望のどん底から、
自分の手と足と強靭な精神力で這い上がってきました!!
お父様が、自らの命と引き換えに、彼へ課した”絶体絶命の大試練”を
彼は、見事に乗り超えてきたのです。
2月25日・・・・・・
彼は、夢である『医者になるため』、自分の手で合格をたぐり寄せます。
そして、試験会場では、お父様が、見守ってくれてます。背中を押し続けてくれます。
だ・か・ら・・・・何があっても
だいじょうぶ!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。