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2016
2/6

実力養成会のある会員の話

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今日は、実力養成会のある会員の話です。

 

一人っ子の彼は、人一倍家族思いです。

 

ある日、教室に腕時計の忘れ物・・・・・・

彼は、後輩のその腕時計を、近くの予備校まで届けてくれました。

 

このように、誰にでも親切な、優しいハートの持ち主です。

その一方、柔道の有段者・・・・・私なんか簡単に投げられ、簡単に絞められ、

簡単に極められます・・・・(こわっ!!)

 

医者を目指すようになったのも、大好きなお母さんに対する”思い”から。

 

物理担当のI先生も彼を弟のようにかわいがってくれ、

サウナに連れていってくれることも・・・・・・・・・

 

私は、彼を指導させてもらってもう既に5年。

ご両親とも何度も面談をさせてもらい、よく存じ上げております。

 

 

昨年の暮れ、彼は、いきなり、どん底に突き落とされました・・・・・

 

あれほどまで、応援してくださっていたお父様が他界されました。

 

こんな無情なことってあるのでしょうか?

誰よりも、彼の合格を願っていたお父様が他界されるなんて・・・・

 

しかし、彼は、お母様に支えられ

そして、実力養成会の仲間にも支えられ

悲しみと絶望のどん底から、

自分の手と足と強靭な精神力で這い上がってきました!!

 

お父様が、自らの命と引き換えに、彼へ課した”絶体絶命の大試練”を

彼は、見事に乗り超えてきたのです。

 

2月25日・・・・・・

彼は、夢である『医者になるため』、自分の手で合格をたぐり寄せます。

そして、試験会場では、お父様が、見守ってくれてます。背中を押し続けてくれます。

だ・か・ら・・・・何があっても

だいじょうぶ!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。