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2021
3/14

そんなオヤジの独り言・・・・・・亡き父の思い出

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なぜかしら・・・最近、よく、亡き父の夢を見る・・・・・・・

 

まさか・・・私の死期が近いって事? (笑笑)

 

父は、”酒飲み”だった。

 

父は、”職人”だった。

 

父は、とにかく・・・・怖かった。

 

父は、酔うと、機嫌がよくなり、いつもギターを弾いて、歌を歌ってた・・・・・

 

園まりの”会いたくて”

 

“骨まで愛して” じょうたくやという歌手の曲だったと思う。

 

“網走番外地”

 

鶴岡正義と東京ロマンチカの曲

 

そして、バーブ佐竹の曲

 

そうだ・・・美川憲一の柳瀬ブルースも歌ってた・・・・

 

今、思えば・・・・あのギターテクニックは、”セミプロ” レベルだったと思う(笑)

 

 

父によく、焼き鳥やさんに連れていってもらった・・・・

 

 

父と一緒に食べる”室蘭焼き鳥”は、最高にうまかった!!

父はいつも、こう言ってた・・・・

“よしゆきっ!!  好きなだけ、くえっ!!”

 

今思えば、・・・・きっと、父は、誇らしげな表情でこう言ってたに違いない!!

 

 

『大きくなったら、焼き鳥屋さんになりたいっ!!』

そんなことを言ってた記憶がある・・・・・・

 

 

酒を飲み、母と喧嘩する時も、あった・・・・・

母に手を上げることもあった・・・・・・・・

 

泣きながら、止めに入ったこともあった・・・・・

 

 

この年になり、

あの時の、父の気持ちが痛いほど分かる。

 

小さい頃は、父の理不尽な行動に、

なぜ?

どうして?

 

理解できない

分からない

 

父を憎んだこともあった・・・

父を大嫌いになったこともあった・・・・・

 

 

今なら、当時の父の気持ちも容易に想像がつく・・・・・・

あの時、きっと、父は、こうだったんだろうなぁ・・と。

 

 

室蘭焼き鳥と父・・・・

 

私の中では、今でも、これからも、ずっ~と、”ワンセット”だ。

 

 

やたらと、私が、室蘭焼き鳥を作りたがるのも、

こういった、無意識の”意識”があるからなんだろう。

 

 

今となれば、かなうことのない話だが、

父に、この室蘭焼き鳥を食べてもらいたい・・・・・

いや・・・食べさせたい。

 

 

そして、この焼き鳥を食べつつ・・・酒を飲みたい・・・・

 

 

そして、今度は、私が、こう言う番だ。

 

父さん!!  オレが作った室蘭焼き鳥・・・・好きなだけ食って!!

 

 

短気だったし、

気難しかった・・・・

タンパラだった・・・・

 

でも、私にとって、最高の父だった。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。