なぜかしら・・・最近、よく、亡き父の夢を見る・・・・・・・
まさか・・・私の死期が近いって事? (笑笑)
父は、”酒飲み”だった。
父は、”職人”だった。
父は、とにかく・・・・怖かった。
父は、酔うと、機嫌がよくなり、いつもギターを弾いて、歌を歌ってた・・・・・
園まりの”会いたくて”
“骨まで愛して” じょうたくやという歌手の曲だったと思う。
“網走番外地”
鶴岡正義と東京ロマンチカの曲
そして、バーブ佐竹の曲
そうだ・・・美川憲一の柳瀬ブルースも歌ってた・・・・
今、思えば・・・・あのギターテクニックは、”セミプロ” レベルだったと思う(笑)
父によく、焼き鳥やさんに連れていってもらった・・・・
父と一緒に食べる”室蘭焼き鳥”は、最高にうまかった!!
父はいつも、こう言ってた・・・・
“よしゆきっ!! 好きなだけ、くえっ!!”
今思えば、・・・・きっと、父は、誇らしげな表情でこう言ってたに違いない!!
『大きくなったら、焼き鳥屋さんになりたいっ!!』
そんなことを言ってた記憶がある・・・・・・
酒を飲み、母と喧嘩する時も、あった・・・・・
母に手を上げることもあった・・・・・・・・
泣きながら、止めに入ったこともあった・・・・・
この年になり、
あの時の、父の気持ちが痛いほど分かる。
小さい頃は、父の理不尽な行動に、
なぜ?
どうして?
理解できない
分からない
父を憎んだこともあった・・・
父を大嫌いになったこともあった・・・・・
今なら、当時の父の気持ちも容易に想像がつく・・・・・・
あの時、きっと、父は、こうだったんだろうなぁ・・と。
室蘭焼き鳥と父・・・・
私の中では、今でも、これからも、ずっ~と、”ワンセット”だ。
やたらと、私が、室蘭焼き鳥を作りたがるのも、
こういった、無意識の”意識”があるからなんだろう。
今となれば、かなうことのない話だが、
父に、この室蘭焼き鳥を食べてもらいたい・・・・・
いや・・・食べさせたい。
そして、この焼き鳥を食べつつ・・・酒を飲みたい・・・・
そして、今度は、私が、こう言う番だ。
父さん!! オレが作った室蘭焼き鳥・・・・好きなだけ食って!!
短気だったし、
気難しかった・・・・
タンパラだった・・・・
でも、私にとって、最高の父だった。
本日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。