かなり興味をそそられ、奥深かったです。
寿司は、日本の伝統的な民族文化であることを再認識させてくれました。
ご存知のように、私は、お寿司を握るのが大好きです。
先日も、妻と一緒に握ったばかり・・・・・
『寿司』・・・・・実は、千数百年の歴史があるんです!!
その歴史の中で様々な形態が生み出され、いまもなお、
全国各地に残ってます。
祭礼や季節の魚菜と結びついた古来より今もなお残る“古い寿司”
手軽さといろいろな工夫により生み出された“新しい寿司”
日本には、北から南まで、
材料、作り方ともとてもユニークな寿司が何と多いかと改めて驚かされました。
私の幼少期、大晦日は、いつも、母が生寿司を握ってくれてた。
また、遠足や運動会のお弁当は、母手製の手巻きずしやいなりずし・・・・
そういう時でないと、なかなか作ってもらえなかった。
つまり、寿司という食べ物は、私にとって、非日常、つまり《何かの機会》に作られ、
食べられるものであった・・・・・・
だから、寿司はほかの食べ物とは違う《贅沢な食べ物》という印象が鮮烈に今もなお、
残っている・・・・・・
そんな私のお寿司の思い出も相まって
この本読み終え、ますます”お寿司”が好きになった。
寿司=握り寿司 ではない!!
実に多くの寿司が全国にはある。
お寿司は、まさに、日本の歴史と伝統がはぐくんできた《民族文化》そのものだ。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。