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2022
4/11

☆『すしの歴史を訪ねる』日比野光敏【岩波新書】

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かなり興味をそそられ、奥深かったです。

寿司は、日本の伝統的な民族文化であることを再認識させてくれました。

ご存知のように、私は、お寿司を握るのが大好きです。

先日も、妻と一緒に握ったばかり・・・・・

 

『寿司』・・・・・実は、千数百年の歴史があるんです!!

その歴史の中で様々な形態が生み出され、いまもなお、

全国各地に残ってます。

 

祭礼や季節の魚菜と結びついた古来より今もなお残る“古い寿司”

手軽さといろいろな工夫により生み出された“新しい寿司”

 

日本には、北から南まで、

材料、作り方ともとてもユニークな寿司が何と多いかと改めて驚かされました。

 

 

私の幼少期、大晦日は、いつも、母が生寿司を握ってくれてた。

また、遠足や運動会のお弁当は、母手製の手巻きずしやいなりずし・・・・

そういう時でないと、なかなか作ってもらえなかった。

 

つまり、寿司という食べ物は、私にとって、非日常、つまり《何かの機会》に作られ、

食べられるものであった・・・・・・

 

だから、寿司はほかの食べ物とは違う《贅沢な食べ物》という印象が鮮烈に今もなお、

残っている・・・・・・

 

 

そんな私のお寿司の思い出も相まって

この本読み終え、ますます”お寿司”が好きになった。

 

寿司=握り寿司 ではない!!

 

実に多くの寿司が全国にはある。

 

お寿司は、まさに、日本の歴史と伝統がはぐくんできた《民族文化》そのものだ。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。