“たったまま”
もしくは、
“止まったままでどうしようもできない状態”
我々は、当たり前のように『立ち往生』と表現します。
『往生』とは、極楽浄土に行って、生まれ変わることを意味するのだそうです!!
つまり・・・・・
『立ち往生』とは”立ったまま死ぬこと”なんだそうです。
先日の”鎌倉殿の十三人”でもこのシーンが放映されてました。
古くは『義経記』によると、
武蔵坊弁慶は、主君義経を敵から守るために、
全身に矢を受けても仁王立ちになったまま敵を睨みつけていたとのこと。
不審に思った敵側が弁慶に近寄ってみると、
既に立ったまま死んでいたそうです・・・・有名な話ですね。
『立ち往生』・・・・・この言葉が一般化したのは、
この弁慶の立ち往生からの…とのこと・・・・・・
私たちが普段、何気なく使ってる言葉、言い回し等々、
その意味、背景、事情を調べてみると、
そこには、日本人ならではの【なるほど】が浮き彫りになってきます!!
出典はこの本でした!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。