とても、いい勉強させてもらった!!
時間をおいて、また、改めてじっくりと読み直したい!!
そう思えた一冊です。
今の時代・・・・
世の中には、様々な言い分、見解、判断が氾濫してます!!
“誰の言ってることももっともらしく聞こえる”
また、その一方で、
自分の狭い了見にとらわれた、明らかに、かたよった判断も散見されます。
この一冊は・・・・
『本当のこと』を正しく判断するための
『ものの見方、考え方』を様々な方向から説いてくれてます。
ごくごく一般的な意味でいうと、
正しいものの見方や考え方をするのは難しいことです。
そもそも『正しい』ということが何を言うのか?
簡単には定義はできません。
だからこそ・・・
曇った眼鏡や色眼鏡、ゆがんだレンズで物事を見ないようにすることが
大前提でしょう・・・・
そのための・・・・
“考えを深める技術”
“疑問を抱く技術”
について、細かく、丁寧に書かれてました。
これらは、”禅”の世界に通じるものを感じました。
答えだけ知ろうとすると、けっして考える力は身につかない。
問題に直面したら、まず、出来合いの解答ではなく、
まず、考える材料を探して、自分のアタマで考える習慣をつける(本文より抜粋)
まさに、数学指導にも言えることです。
人生において、様々なシーンで『本質を見抜く』
そして・・・・数学において『本質を見抜く』
これらは、まったく同じロジックだということを
再認識させてもらいました・・・・・
ちなみに、この本で、
今年、1月1日に『異説/壬申の乱』を読み始めて、ちょうど100冊目となりました!!
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。