私の父も料理が好きだった。
私がまだ小学生くらいの頃、父がよく作ってくれた”納豆チャーハン”
ゴツゴツとした、いかつい手で、
手際よく作るこのチャーハンは、めっちゃ美味しかった。
玉ねぎと玉子と納豆・・・・・
味付けは”塩コショウ”のみ・・・といういたってシンプル・・・
でも、特別に美味しかった・・・・・
“納豆チャーハン”・・・・・これを食べると、いまだに父のことを思い出す。
父が、私のために、一生懸命に作ってくれた納豆チャーハン!!
そんな私は・・・・長女、長男にも納豆チャーハンをよく作ってた・・・・
味は私の父ゆずりだ。
大学2年の愚息は、今でも、年何回かは、チャーハンを作ることもあるようだ・・・
一人暮らしをするようになって4年・・・・
長女は、まだ、この味を覚えてくれてるだろうか?
これから先・・・・この納豆チャーハンを振舞うことがあるだろうか・・・・
ある料理評論家が言ってた言葉だ。
家族の数だけ、味がある・・・・・・・
“言い得て妙” とはまさにこのことだろう。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。