私は特に、”富士山”に惹かれるものがあります。
だから・・・・ジグゾーパズルは、決まって富士山ばかり(笑)
地震学者、火山学者はもちろんのこと歴史学者も
皆さん、それぞれの立場で、一様に・・・
富士山噴火は秒読み段階!! と発信されてます。。。。。。
昨年の3月、国土交通省が主体となって富士山噴火の火砕流のハザードマップを大幅に
改定しました!!
正しく理解して、健全に恐れましょう!!
と注意喚起を呼び掛けてます。
NHK サイアンスZERO も”富士山噴火” の再放送を先日やってまた・・・・
番組では、富士山噴火の歴史 ➩ 富士山噴火が切迫してる ➩ 富士山が噴火したら?
という流れで、各分野の専門家の方たちが細かくわかりやすく解説してくれてました。
特に富士山噴火の歴史においては、
ドローンの高性能化、分析機器の高性能化により・・・・・
これまでの定説を180度覆す”大発見”も登場し・・・・
いよいよ富士山噴火がリアルなものとなってきてます・・・・
富士山噴火火砕流ハザードマップが全面改訂された背景です。
普段から日本史を指導させてもらってる立場で書かせていただくと・・・
日本の歴史(有史時代に限って)において、
これまでに富士山の大噴火は2回です。
貞観時代
と
宝永時代
です・・・・・
当然のごとく、富士山の大噴火の後は、大飢饉となってます。
当時の古文書、史料によると、想像を絶する甚大な被害をもたらしてます。
宝永噴火(1707年)では、江戸に火山灰が30センチ積もったとされてます。
もし富士山が噴火すると・・・・・我々の住む北海道には、それほどの影響もないと思う
かもしれませんが、とんでもありません!!
なにが一番怖いか?
それは・・・・火山灰 !!
宝永噴火では江戸に30センチの火山灰・・・・
今の世の中、仮に、1センチ積もっただけで・・・・
都市の交通機能が全面的にマヒしてしまいます。
まず・・・物流がストップしてしまいます・・・・
当然ながら・・・・北海道にも色々な物資が届かなくなります。
続いて・・・・・電気の供給もストップ・・・・首都圏一帯がブラックアウト。
きわめつけが・・・・・飲料水・・・・浄水場がやられてしまいます。
考えただけでも、ゾッとします・・・・・
歴史学というものは、何も政治史だけの狭いものではありません。
例えば・・・・トイレの歴史、お祭りの歴史だってあります。
そういう中において、
地震や火山噴火など自然災害の歴史は、現代社会に直結する”生きた歴史”です。
過去に学んで未来に備える!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。