昔から、家の玄関を見れば、その家庭の様子がわかると言えます。
履物がきちっと揃えられているか? あるいは乱雑になっているか?
ただそれだけで、住む人の心の状態が分かってしまうものです。
これは、塾であっても同じです。
さらには、塾であれば、生徒の自転車の”並び” も この履物の”並び” と同じと捉えてい
いでしょう。
生徒の自転車が整然と駐輪されているか? そうでないか?
自転車の台数ではありません。
例え、数台でも・・・です。
気にしない塾講師の方が多いと思います。
さて、禅の世界に『脚下照顧』という言葉があります。
この意味は、“自分の足元をよくみなさい” ということ。
自分の足元が見えてないヒトは自分自身が見えていない、
ひいては、人生の行く末も見えてないというコトです。
大げさに思われるかもしれませんが、こうした小さいことが実は、
“生き方”に大きく影響してます。
家に戻ったら・・・玄関で脱いだ靴をキチンと揃える。
ただそれだけのこと。
三秒もあれば十分。
こうした習慣を身につけることで、
不思議と生活すべてがきっちりとしたものになるのではないでしょうか。
私が毎日ブログを更新するのも、
毎朝、ウォーキングをするのも、こうした習慣の一つです。
これもまた『凡事徹底』に通じることだと思ってます。
しっかりと習慣が身につくことで、生き方自体も美しくなる。
人間とは、そういうモノではないでしょうか?
まずは、自分の足元に目を向けてみましょう。
靴を揃えるのは、次に踏み出す一歩でもあるのです。
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。