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2023
4/15

仁木神社(余市郡仁木町南町2丁目)

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明治二年、新政府は全国各地で北海道への移民を大募集しました。

 

 

明治七年には、当時、生活に困窮する士族だけでなく平民にも募集対象を広げ、

移民全員に、

支度料や移住旅費、兵屋、家具、農具、医薬品のほか、

移住後三年間は米、塩菜料が支給され、兵農の義務はあったものの、

生活は保障されていました・・・・・

 

夢とロマンあふれる《北の大地》での、

人生を賭けたリスタート。

 

 

しかし・・・・現実は、想像をはるかに超える過酷なものでした・・・

 

明治十二年、旧徳島藩家臣 仁木武吉 は百十七戸の開拓移民を率いて仁木の地に移住し

た・・・・・その際、守護神であった八幡社、祇園社、地神社を仁木の地域ごとに鎮祭し

たのが創祀という。

明治三十六年、仁木の地域ごとに鎮祭していた諸神を合祀して鎮守神とし、社号を

仁木神社と改めた・・・・

 

仁木神社は、あの侍ジャパンの栗山監督のゆかりのある神社としても有名です。

社務所には、このような品々が展示されてました・・・・

 

今、我々が、北の大地、北海道で、こうして元気で暮らせてられるのも

明治初期の開拓移民の方々のおかげ、というのは言うまでもありません。

 

 

仁木神社・・・ここもまた、開拓移民の方々の心のよりどころでもあったんですね・・・

 

彼らの御苦労と御功績に対して、しっかりと手を合わせさせていただきました。

 

知られてるようで、意外にも知られてない”北海道の歴史” ”郷土の歴史”

神社巡りをしてると、そんな歴史にも触れることが出来るとともに、

郷土愛もふつふつと湧いてくるものです。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。