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2023
8/21

義経伝説【前編】

ブログ

数年前にも一度『義経伝説』についてブログに書かせてもらいました。

今回も、当時の内容とかぶる部分もありますが、改めて書かせてもらいます。

 

平氏追討の最大の功労者でありながら、兄頼朝にうとまれて追討を受け、奥州平泉に散っ

た悲劇の英雄、義経。

 

しかし・・・・・

実は義経は平泉では死なず,北海道に逃れていたという伝説はあまりにも有名です。

 

その『証拠?』というわけではありませんが

『義経神社』(沙流郡平取町)や『義経岩』(旭川)、

『義経の腰掛け松』(函館)などの伝説地が北海道全域に実に多く分布してます。驚くほどの数です。

 

【義経神社(平取)御朱印】

実際に足を運びました!!

 

【本別町、義経の里・義経記念館】

ここにも行って、見て、触れてきました(笑)

 

 

さらには、悪鬼を退治してアイヌを助けた。

あわやひえの栽培を教えた、

と言った伝承もまた各地に残されています・・・・・・・

 

蝦夷地における義経生存伝説が、公に語られ始めたのは、

なんとっ”江戸時代”のことです。

1670年(寛文10年)あの林羅山が編纂した『本朝通鑑』に、

義経が蝦夷に渡り、その末裔が今もなお生きている!!

このような説が載せられました。

 

さらには・・・水戸光圀の著書『快風船渉海紀事』には、

蝦夷地に義経・弁慶にまつわる地名が多いこと、

義経が”オキクルミ”としてアイヌに崇められていることが記されてます。

“オキクルミ”は天上界から人間界に下った文化神で、天上界から”ひえ”の種を

アイヌにもたらしたと言われてます・・・・・

 

その他にも、

毒矢の製法を教えた・・・

魔神を滅ぼした・・・・・

等々上げればキリがありません。

しまいには、モンゴルにまで渡った(笑)

という話も出てきます。

 

アイヌに残るこれらの伝承は、先の義経伝説と重なる部分が多いわけです・・・・

 

 

 

 

この続きは、明日のブログに!!   ということで・・・・・・

 

 

 

本日も、最後まて、読んでいただき、ありがとうございました。