ある塾の担当の先生から保護者の方へのコメントです。
生徒は、高3生。月1回、塾から郵送される「指導報告書」に書かれていた担当講師のコメ
ントです。あるお母様が見せてくれました。
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応用問題を苦手としている生徒の場合、応用問題と聞いただけで萎縮してしまい、キチンと考えようとしない。応用問題と言っても、所詮、基本問題の組み合わせです。基本から考えれば解けるように作ってあります。
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皆さんは、このコメントを見て、どう思いますでしょうか?
随分、「高飛車」って感じがしませんか?
私は、間違ってもこういうコメントはしません。
実力養成会には、このようなコメントをする先生はいません。
百歩譲って・・・・・・・・・・・・・・・・・
もしこのようなコメントをする先生がいたら・・・
私は、即刻、次のような指導を入れます。
◆もっと当事者意識を持ってください。これでは、評論家です。先生のやる気というか意気込みが全然伝わりません。
◆あなたにとって、「応用問題は、所詮基本問題の組み合わせ」かもしれませんが、この生徒にとっては、どうなのでしょうか?
◆「基本から考えれば解けるように作ってある」とのことですが、「基本から考えれない」から生徒は応用問題を苦手にしているのです。そこを解決してあげるのがあなたの仕事です。
◆このような「報告書」は、保護者の方へは、絶対に見せられるものではありません。「応用問題」についてのあなたの認識はわかりました。そのうえで、あなたは、どうしたいのでしょうか?
今日の内容は、
自分でも、「あげあし取り」だな・・・・と反省してます。スミマセン。
しかし、こういうのって、私は、性格上、絶対に許せないのです!!
なんか、第3者的で、対岸の火事を余裕をもって眺めてるようで・・・・
こういう先生が、
「自分は、こんなにも頑張って教えてるのに、生徒はわかってくれない!!」
と生徒のせいにします・・・・
ご注意を。