医学部面接・・・・実は、知られてるようで知られてないのが実情です。
実力養成会には、高2、高1、中3、中2・・・それぞれの学年で、医学部志望者がいます。
医学部志望の生徒、及び、保護者の皆さんに是非ともじっくりと読んでいただき、今か
ら、しっかりとした意識を持っていただきたいです。
医学部・・・国公立、私立、すべての大学が面接を課してます。
そして、それぞれの大学の募集要項には、
『面接試験で医師としての適性に欠くと判断した場合は学科試験の点数に関わらず不合格
とする』と明記されてます。
いくら、学力テストでいい点数をとっても、面接で不合格となるケースも実際にあり
ます。
医学部面接は、一般の面接と比べ、10倍ハードルが高い!!
このことを強烈に意識することです。
例えば、こんな2019.旭医で、こんな質問がありました。
『医師の仕事は直接生命に関わるものですが、その怖さについてどう思いますか?』
この質問で問われてることはなんだと思いますか?
まず、医師は患者の生命の保護と健康の増進が使命ですね。
その重さが分かってるか?
そしてその重さが分かった上で、
医師を目指すことについて、どれくらい真剣に考えてるのかが
問われてます。
困ってる人を助けたい、ヒトの役に立ちたい、、、、小学生の作文ではないのです。
真剣に、本当に真剣に考えてるか?
ここを問うてるのです。
では、(医学部志望である)皆さんは、次の質問にどう答えますか?
ちなみに、以下の質問は、札医、旭医の面接で実際に聞かれた質問です。
そもそも・・・・医学部面接では、なぜ、このようなことが聞かれるのでしょうか?
面接における質問の背景には、必ず、意図、理由というものがあります。
それを知ることこそ、適正な回答への近道です。
ここが、実力養成会の医学部面接指導で一番大切にしてる部分です。
◆命を救う仕事や人の役に立つ仕事は医師に限りません。
なぜ医師になりたいと思うのですか?
◆なぜ、小児科や産婦人科で医師不足が起こっているのでしょうか?
診療科の偏在は、どうすれば解消できると思いますか?
◆出血量が多いけが人が3人運ばれてきた際に輸血用血液が2人分しかない場合、どう対
処しましすか?
◆遺伝子診断について何か知ってることはありますか?
この検査に何か問題はあるのでしょうか?
◆女性の医師が増えてますが、
女性が医師になる場合のメリット、デメリットを上げてください。
◆日本の医療保険制度については色々と問題点を指摘されてますが、
その問題を解決するにはどのようにすべきだと考えますか?
◆医療過疎地域や無医村など、医療の不均衡を是正するためにはどういった対策が必要だ
と思いますか? あなたは地域医療にどうかかわっていきますか?
こういった質問を通して、皆さんの”何”が見られてるのでしょうか?
そして・・・・なぜ、このようなことが聞かれるのでしょうか?
この続きは、明日の実力養成会通信で・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。