以下は・・・東大理Ⅲの『面接試験実施要項』です。
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●医療に従事するのにふさわしい学生を学力試験だけでなく多面的・総合的に選抜する。
●医学部では、実習で患者と接する機会を増やすなど、コミュニケーション能力が従来以上に求められている。
●面接は点数化はせず、一定の資質、能力があるかを確認する。資質・能力に『問題あ
り』と判断した場合、入学を取り消すこともある。
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このように、東大に限らず、国公立、私立問わず、全国の医学部では、人物重視の入試
に、完全にシフトしました!!
アタマいいだけじゃダメ!!
医療の世界では、患者の多くは高齢者という時代が、すぐそこまでやってきてます。
そんなとき・・・
数学と英語と物理化学、生物がバツグンに出来る!! という学生が、
果たして医療人として、一番ふさわしいのかと問われれば、、、
明らかに疑問が生じる、既に生じてる、ということです。
実際に・・・・東大の南風原元副学長が以下のように述べてました。
『入学者には試験の点数が高くても医療や医学を目指す意欲に乏しい学生もいる、本当に
医師になりたいのか? 医学に向いてるのか? 真剣に振り返りなさい』
医学部全体が、従来以上に、
面接で受験生の人となりを精査するようになった!! ということです。
いずれ・・・・面接に挑む心構えとして、今、何をすべきか?
以下の点を各自、自問自答して欲しい。
①本当に医師になりたいという意欲、自覚はあるか?
②将来の展望を描いてるか?
③コミュニケーション能力に問題はないか?
ハッキリと言いましょう・・・医学部合格に実績があるというコトは、裏を返すと、
不合格者も相当数いた・・・・ということです。
だから・・・・医学部面接の重要性が痛いほど分かってる、というコトです。
医学部合格がどれほど、難しく、過酷なのか? を身を持って知ってる!! ということ。
実力養成会出身で、いま、バリバリの医師として活躍してるOB、OGは10名です。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。