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2016
9/13

実力養成会通信 第422号 ”2016.河合第2回全統記述模試から” の巻

ニュース

第2回全統記述模試、数学の講評です。

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標準実施日は先週の日曜でしたが、それ以降も実施している高校がありました。

よって、本日、講評ということです。

 

まず、今回の記述模試は、全て、良問ばかり!!

 

『良問』とは?・・・・・・

具体的に言うと、良い問題、すなわち、今年の入試で”狙われそう”な問題、

それと、『問題を解くときの考え方』であったり『問題を解くときの着眼点』が、色々な場面で”使える”・・・・・汎用性があるっ!!ってことです。

そこで、理系の大問4番をとりあげます。難易度でいえば、”北大理系標準レベル”

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解けた人も、解けずに悔しい思いをした人も、解き直しをして、既に”完璧”という状態

にあるっていう前提で話を進めます!!

もし、”完璧”でない・・・・というのであれば、改めて、解き直しをしたうえで、この通

信を読んでくださいね。

この問題も、今となれば、しっかりとしたストーリー仕立てになっているってことがわ

かりますね。

一見、何の関係もなさそうな、f(χ) と g(χ)・・・・・・・・

ところが、メチャクチャ”リンク”していますね?

(3)を解く上で(1)と(2)が『いい味』だしてますね?

先生がいつも言っている『斜めから見る』『作問者の立場になって考える』

『ずる賢く立ち振る舞う』・・・・・これらをすべてを網羅した良問です。

 

◆まず、この問題のメインテーマは?

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この問題の”考え方” ”着眼点”・・・・・・・

メチャクチャ大事!!

いいですねっ!!

 

ところで、なんで、ストーリー仕立てか?

それは、いたって簡単!!

この模試にしても、もちろん、大学入試問題にしても、問題作成者は、最初から、(1)⇒(2)⇒(3)という流れで問題を作っているのではありません。

まず、最初に、メインディッシュを確定させ、それを解くにあたり、そのプロセスで、要所要所を、(1)、(2)という形で問題を作ってるんです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。