一貫校に通う中2生です。先日の授業の時の話です。
その日は『チェバ、メネラウスの定理』を指導してました。
で、この生徒からこんな質問がありました。
『先生、どうしてコレが成り立つんですか?』
とても、素晴らしい質問です!!
“どうして?” と疑問に思うことがメッチャ重要なんです!!
ほとんどの生徒は、 ”どうして?” とは思わないで、”そういうことなんだぁ” と
問答無用で受け入れようとします・・・・
一貫校とは言え、中2生の話。
まず、定理を覚えて、それに沿って問題演習・・・・
というのが一般的な話。
特に、最近の学校や塾などは、
頻出問題、典型問題の表面的な解答の書き方だけが反復して指導されてます。
『なぜ、割るのか?』
『なぜ、かけるのか?』
すら指導されず『ここは、〇〇で割ってあげるんです』と手順のみ!!
こういった風潮の中で勉強に前向きな生徒ですら、『割るだけでいい』と
その理由、その成り立ち、本質を完全スルーして『割るだけ』で処理します。
つまり・・・・・解法暗記に精を出すようになってます。
これこそが、高校進学後、数学失速最大の原因です。
この生徒の質問に対して、
なぜ、この式が成り立つのか?
合わせて、メネラウスの定理が、なぜ成立するのかも示しました。
理解して使いまわす!!
納得したうえで、受け入れる。
ここが算数、数学における最重要ポイントです。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。