週末、ある本科生の父母面談において、
現役時の北大得点開示結果を見させてもらいました。
北大合格のカギは文理問わず数学!!
これを確信しました。
もちろん、愚息も同じことを言ってます。
北大2次、数学150点、英語150点、理科150点。
私がこれまで50人以上の北大得点開示を見てきた中で
英語、理科は、合否問わず得点幅はせいぜい60点~120点。
数学は20点~140点・・・・得点の幅は、英語、理科の2倍!!
この『事実』には明確な理由があります。
そもそも・・・北大の英語・理科は部分点中間点をつけにくい設問です。
過去問を解いたことのある受験生なら一目瞭然でしょう。
それに加え・・・・
数学は?
ちなみに、コレが北大数学の解答用紙です。
受験生を”ふるい”にかけるには、
数学がイチバン、手っ取り早いというコト!!
しかも・・・・
医学部、総合理系、農学部、総合文系 という『くくり』の中では、
部分点、中間点の基準、採点基準・・・・つまり『ハードル』の上下差も、
かなりある!! こういうことです。
具体的には『医学部』では受験生の殆どは、しっかりと解き切ってきます。
それを『ふるい』にかけるには、部分点・中間点の基準をかなり上げることで、
得点に上下差をつけます。
その一方で『経済学部』の受験生の数学は、それほど取れません。
シンプルに『〇』か『✖』で採点すると、ほとんどが『✖』で、
得点に上下差が出にくくなります。
ですから、部分点・中間点の基準を”ゆるく”して上下差をつける採点にせざるを得ない、
これが現実です。
すべては『ふるいにかける』ためです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。