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2023
11/24

実力養成会通信 第2427号 ”北大は文理問わず数学で決まる!!” の巻

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週末、ある本科生の父母面談において、

現役時の北大得点開示結果を見させてもらいました。

 

 

北大合格のカギは文理問わず数学!!

 

 

これを確信しました。

 

 

もちろん、愚息も同じことを言ってます。

 

 

北大2次、数学150点、英語150点、理科150点。

 

私がこれまで50人以上の北大得点開示を見てきた中で

英語、理科は、合否問わず得点幅はせいぜい60点~120点。

数学は20点~140点・・・・得点の幅は、英語、理科の2倍!!

 

この『事実』には明確な理由があります。

 

 

 

そもそも・・・北大の英語・理科は部分点中間点をつけにくい設問です。

過去問を解いたことのある受験生なら一目瞭然でしょう。

それに加え・・・・

 

数学は?

 

ちなみに、コレが北大数学の解答用紙です。

 

 

受験生を”ふるい”にかけるには、

数学がイチバン、手っ取り早いというコト!!

 

しかも・・・・

医学部、総合理系、農学部、総合文系 という『くくり』の中では、

部分点、中間点の基準、採点基準・・・・つまり『ハードル』の上下差も、

かなりある!!    こういうことです。

具体的には『医学部』では受験生の殆どは、しっかりと解き切ってきます。

それを『ふるい』にかけるには、部分点・中間点の基準をかなり上げることで、

得点に上下差をつけます。

 

その一方で『経済学部』の受験生の数学は、それほど取れません。

シンプルに『〇』か『✖』で採点すると、ほとんどが『✖』で、

得点に上下差が出にくくなります。

ですから、部分点・中間点の基準を”ゆるく”して上下差をつける採点にせざるを得ない、

これが現実です。

 

 

すべては『ふるいにかける』ためです。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。