昨年・・・とある高校で
高2生の数学の先生が学期途中で担当を外されるという”珍事”がおきました!!
結果として、校長先生からの”コトの経緯説明と謝罪文” そして担当を変える、
ということで一件落着となりました。
要は・・・・数ⅢC(理系数学)を教えられない先生が高2生の数学を教えてた、ということ
です。これには、色々な悩ましい内情があったようです。
とは言え、迷惑がかかるのは生徒です!!
例えるならば・・・・
中3数学を教えられない講師が中2に数学を教えてたようなもんです。
中2数学だから中3数学は関係ない!!
中2数学をしっかりと教えられればそれでいいのでは? と思うでしょうが・・・
決してそういうことではありません。
中2数学は中3数学と密接に結びついてます、
そもそも、中1、中2、中3というのは”学年のくくり”であり、
“単元、領域のくくり”でしかないのです。
中2数学ということではなく、『中学数学』の一部分ということです。
これと同じ話です。
そこで・・・・
注意喚起!! という意味で取り上げました。
とある個人塾で高2生の数学において、
担当講師が数C『複素数平面と式と曲線』を教えられないので(従来なら理系数学の範
囲)急遽、この部分はカットして”数ⅡBの復習”という形で授業を進めてるそうです。
私は、この塾の事をとやかく言う立場にありません。
しかし,この生徒の保護者の方へ、即刻、転塾することを助言させていただきました。
もともとこの講師は数Ⅲを教えられなかったそうです。
大手塾ではこういうことは、考えにくいですが、
個人塾ではあると思いますし、これは氷山の一角なんだと思います。
当然ながら数Cの『複素数と式と曲線』も教えられません。
そもそも・・・・現高2生は“新課程数学” ということも知らなかったのでしょう。
知っていれば、こうなることもなかったはず。
あくまでも、生徒のみなさん、そして保護者の皆さんへ
注意環境のために、という趣旨で書かせていただきました。
もちろん、健全運営されてる塾が大半だと思いますが。
お子さんが通ってる塾はホントに大丈夫ですか?
共通テストの選択問題も大きく変わります!!
今後の人生を大きく左右する大学受験に直結することです!!
高2生に対していまだに『数ⅡB』と言ってるようであれば要注意です。
✖『数ⅡB』
〇『数ⅡB+C』
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。