中学時代に、塾で手取り足取り、一から十まで教えてもらい、
やるべきテキストも渡され、
やるべきプリントもすべて用意され、
いついつまでに〇〇ページまでやりなさい!!
何から何まですべてお膳立て。
『分からない』となれば、『分るまで』いくらでも教えてもらう。
まさに『かゆいところに手が届く』・・・・そんな至れり尽くせりの塾指導。
悩ましいことに・・・・
無意識のうちに正真正銘の『他力本願』な学習スタイルになってしまってるんです。
このように何から何まで、すべて『お膳立て』された中での高校受験。
この『何から何までお膳立て』は、むしろ保護者の方が強く望む傾向にあります。
ある意味・・・これは『仕方のない』ことかもしれません。
結果・・・・志望校に合格!!
まぁ・・・志望校合格なので、これは、これでいいのでしょう・・・・・
しかし・・こういった生徒たちが、高校進学後、高確率で『成績深海魚』になります。
せっかく・・・トップ高に合格したのに・・・3か月後には”底辺をさまよう”・・・
期待と希望に満ち溢れてた”入学式”・・・お子さんは誰よりも輝いて見えてたはず。
あれから、3か月後・・・・
『こんなはずじゃなかった(泣)』
結果、そのトップ高に”見合う”大学には進学できず・・・
中学時代、成績が自分よりずっと下だった元同級生たちの方が”いい”大学へ。
これは、決してオーバーな話ではありません。
高校へ進学すると『お膳立て』はなくなります。
中学時代の『何から何までお膳立て』されてたことの弊害が一気に噴き出します。
例えるなら ”糸の切れた凧” 状態。
特に、中3生の皆さん、そして保護者の皆さん・・・・
この『事実』をしっかりと認識しておいてください。
結論を言うと・・・・
“至れり尽くせり” の環境より ”かわいい子には旅をさせよ” の環境なんです。
つい先日もこのような生徒の保護者の方から、
入会のご相談をいただきましたが、あいにく、定員のためお断りさせていただきました。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。