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2024
8/14

◆実力養成会通信 第2697号 ”中3生とその保護者の方へ” の巻

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中学時代に、塾で手取り足取り、一から十まで教えてもらい、

 

やるべきテキストも渡され、

やるべきプリントもすべて用意され、

 

いついつまでに〇〇ページまでやりなさい!!

 

何から何まですべてお膳立て。

 

『分からない』となれば、『分るまで』いくらでも教えてもらう。

 

まさに『かゆいところに手が届く』・・・・そんな至れり尽くせりの塾指導。

 

悩ましいことに・・・・

無意識のうちに正真正銘の『他力本願』な学習スタイルになってしまってるんです。

 

 

このように何から何まで、すべて『お膳立て』された中での高校受験。

この『何から何までお膳立て』は、むしろ保護者の方が強く望む傾向にあります。

ある意味・・・これは『仕方のない』ことかもしれません。

 

結果・・・・志望校に合格!!

 

まぁ・・・志望校合格なので、これは、これでいいのでしょう・・・・・

 

 

しかし・・こういった生徒たちが、高校進学後、高確率で『成績深海魚』になります。

 

 

せっかく・・・トップ高に合格したのに・・・3か月後には”底辺をさまよう”・・・

 

期待と希望に満ち溢れてた”入学式”・・・お子さんは誰よりも輝いて見えてたはず。

あれから、3か月後・・・・

 

『こんなはずじゃなかった(泣)』

 

結果、そのトップ高に”見合う”大学には進学できず・・・

中学時代、成績が自分よりずっと下だった元同級生たちの方が”いい”大学へ。

 

 

これは、決してオーバーな話ではありません。

 

 

高校へ進学すると『お膳立て』はなくなります。

中学時代の『何から何までお膳立て』されてたことの弊害が一気に噴き出します。

例えるなら ”糸の切れた凧” 状態。

特に、中3生の皆さん、そして保護者の皆さん・・・・

この『事実』をしっかりと認識しておいてください。

 

結論を言うと・・・・

“至れり尽くせり” の環境より ”かわいい子には旅をさせよ” の環境なんです。

 

 

 

つい先日もこのような生徒の保護者の方から、

入会のご相談をいただきましたが、あいにく、定員のためお断りさせていただきました。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。