昔の北大は、こうだった・・・
自分が通ってた頃は、こうだった・・・・
と言ったところで・・・・『だから?』となるだけ(笑)
時代は変わりました・・・
今や、北大工学部、9割近くの学生が大学院へ進学します
大学院へ進学しない学生は、
“就職”か”大学院へ進学できない学生”、ということになります。
昔と大きく変わりました(汗)
就職については・・・・
北大工学部限定の話になりますが、
“院卒”は『ひっぱりだこ』、初任給40万!! という企業もあります。
大学院の入学金、大学院の授業料は・・・・
北大時代と全く同じです。
就活は、大学院1年目でやり切ります。
ということで、愚息も現在、就活真最中です。
大学院の授業は基本、オールイングリッシュ。
希望すれば日本語でも授業はしてくれます。
さて・・・核心部分です!!
大学院生に対する国の支援制度は充実してます!!
例えば・・・・院生に対する国の奨学金!!
2年間で100万円。
一定の成績基準をクリアすると100万円のうち返還分は50万だけ!!
工学部の院生のほとんどは、この奨学金のお世話になります。
その他にもTA(テーチング・アシスタント) というバイトもあります。
教授が行う学部生の授業の実験アシスタントです。
バイト料金は、北大から支払われます。
愚息もTAのバイトもやってます。
工学部3年生の授業を担当してます。
さらに、博士課程へ進学すると・・・・
奨学金等合わせて、ひと月20万円近く支給されます!!
25年前・・・・
私が、旧札幌セミナー(現札幌練成会)時代、
バイト講師の面接、採用、研修も担当してましたが、
北大の学生バイトの中には院生もおりました(どうでもいい情報ですが当時のK講師、い
ま教授になってます!!)
当時は・・・・院生=苦学生 というイメージでしたが、
今は180度異なります。
お金は、国(道)が支援するので、その分、目一杯、学問・研究に専念して、
将来、世のため、ヒトのために貢献して!!
というスタンスです!!
さらには・・・・研究室によっては・・・・
大学院1年目で学会の発表!! というコトも普通にあります。
その学会、発表内容によっては、それだけで大学院卒業要件を満たすこともあります。
ちなみに・・・・愚息は、今年の9月、アメリカ、ニューオリンズでの学会で発表するこ
とになりました。『地層処分』に関する論文を発表します。
もちろん、オールイングリッシュです。
このように、研究を頑張れば、国内外の学会で研究成果を発表でき、海外の研究者、学生
と話をし、交流する機会にも恵まれます。
ちなみに、この発表により、すでに大学院卒業要件を満たすことになるとか・・・
愚息は・・・『原子力環境材料学研究室』に所属し『地層処分』の研究をしてます。
教育機関というよりも、”研究拠点” というイメージです。
ざっくり言うと、原子力発電所から発生する使用済み燃料の再処理、最終処理に関する領
域です。
もちろん、世界的な取り組みでもあるので、今回、アメリカの学会での発表となったよう
です。
札幌西高 ⇒ 北大総合理系 ➩ 工学部機械知能工学 という流れできてます。
このままいくと・・・・博士課程へ進学、その後は研究を継続というルートも
あるようですが、まぁ・・・彼の人生なので、彼が決断するでしょう(笑)
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。