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2017
3/14

実力養成会通信 第376号 ”今野が言う『基礎基本』と『初歩』の違い” の巻

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私が、いつも、どこでも、言ってる『基礎基本』『初歩』の違いについてです。

具体例で示します。青チャート数ⅡBから抜粋しました。

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教科書の例題にもある問題。

みなさんは、こう言うでしょう・・・・・・

『こんなの、基本中の基本』

『こんなの、楽勝~!!』

 

まず、結論から言います。

 

これは、基本じゃなくて

 

『初歩レベルの問題』です。

 

 

みなさんは、『基本』の意味を大きくはき違えてます。

 

では、みなさんに質問です・・・・

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『極値をもつ、もたない』って話し・・・・

結局、本質はどこにあるの?

 

 

この質問に、明確に答えられることが、『基本が出来ている』ってことです。

 

チャートのうわっつらを、なめるようにやって、意味も深く考えないで、パターンで処

してるうちは、いつまでたっても、基礎は定着しません。

 

いつも、いいますが、

『基礎基本』は、簡単ではないのです。

 

『基礎基本』とは・・・・・

教科書に書かれてある事ではありません。

解法を支える考え方 をいいます。

 

本問で言えば、

極値をもつ ⇒  f'(χ)が符号変化を起こす ⇒ f'(χ)は2次、すなわち放物線・・・こいつが符号変化を起こすとは? ⇒ 放物線がχ軸をまたぐ ⇒ 放物線がχ軸で2分割される

 

このことを、理解している、もしくは、見えている  状況にあることを「基礎基本」ができている!!  と言います。

大多数の生徒は、この部分をスルーして、すぐ、『できた』 とか 『わかんない』・・・の二者択一で判断します。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。