もう、かなり前の話です。
受験の超直前期です。
ある生徒の保護者からこんな電話をもらいました。
『先生から出された課題のプリント、赤本を見ても似たような問題がない。どういうこ
とか?』
まぁ、私も、この業界で働いて37年。このような電話をいただいたのは、これが最初で
最後でした。生徒ではなく、親からくるところがすごいですよね(笑)
このお母様は、とても御熱心。お子さん以上に気合がはいってました。
まぁ、私の意図は、キチッと説明させてもらいましたが・・・・・・
さて、話を本題に戻しましょう・・・・・
『赤本』って何のためにやるんでしょうか・・・・・
本番超直前期に、やるもんでしょうか?
最後の仕上げにやるもんでしょうか?
まぁ、このような認識だから、あのような質問がでてくるんです・・・・
赤本・・・・・・・書店に並ぶ。6月~7月ころ購入します。
まず、実際に解いてみて、『難易度』『ボリューム』『設問形式』を肌で感じ取ります。
合格者は、平均何点を獲得しているのか?
偏差値やネット上の情報以外の部分を『肌』で感じ取るんです。
そこから、志望校に特化した受験戦略を構築するんです。
赤本は、最強の参考書であり問題集です!!
受験の超直前期に、あわてて赤本の過去問を解いて、わからなく、解答解説の字づらを
追って、理解したつもりになって、過去問対策頑張ってまぁ~す・・・・・って感勘違い
をする受験生は数多いんです。・・・・・・・
和田秀樹さん・・・・・暗記数学の旗振り役。私自身は、数学における『暗記』は推奨
できませんが、『赤本』に対する考え方は、バッチリ一致してます。
『赤本を制したものが受験を制す!!』まさにその通り。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。