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2017
4/17

実力養成会通信 第408号 ”新高1の皆さん、保護者の方へ” の巻

ニュース

まず、新高1の皆さん、そして、保護者のみなさん、高校ご入学おめでとうございま

す。遅ればせながら、心より、お喜び申し上げます。

 

スタディーサポート、入学後のいきなりのテスト・・・・を始めとする様々なイベ

ントが目白押しの一週間でしたね。

いよいよ、これから、本格的に高校の授業がスタートします。

 

みなさんは、もう、既に、感じ取ってますね・・・・・

 

高校の授業の”密度の濃さ”を。

 

中学の時とは、全然違いますね。

今後、本格的に授業が進められていきます。

当然、スピードもアップしますし、難しさも増していきます。

わからない部分、理解できない部分、もやもやする部分が、一気に増えてきます。

 

中学の時は、学校の先生が、手取り足取り、丁寧に教えてくださいました。

塾の先生たちも、親身になって、指導をして下さり、全然問題なくここまでこれました。

 

高校では、そうは行きません。

中学生の時の感覚でいたら、とんでもないことになります。

例えば、数学・・・・・『問題が解ける!!』⇒ 『理解できてる、大丈夫』

って考えがちです。

 

『解ける』 ≠ 『理解できてる、大丈夫』 

 

こういうことです・・・・・・

この部分を声を大にして言いたいのです!!

 

 

具体的に問題を通して、説明させてもらいます!!

★青チャート数ⅠAから抜粋しました、この問題・・・

まぁ、解説に書かれてある通りなんですが・・・・

CIMG6583

これくらの問題なら、直接代入して、ゴリゴリ計算しても答えは出せるでしょう!!

解説に書いてあるように”ちょっとした工夫”で、技巧的な計算に持ち込むのもいいでしょ

う。・・・・・・そんな難しい問題ではありませんので、生徒は『解けます』。

それで、生徒は、この問題は大丈夫!!って勘違いします。

 

では、この問題の”本質”は、どこにあるか?

“根性をもって平方根の計算がんばろう?”

“4乗、3乗の計算でも、ひるまず、ゴリゴリ計算しましょう?”

 

そういう話ではないんです!!

 

本問の本質は・・・・・

 

次数ダウン!!

 

これから、高校数学を勉強するにあたり、どんな単元、領域においても

計算をしていくうえで“次数ダウン”こそ、すべての計算の”よりどころ”となります。

 

分かりやすく、例えましょう・・・・・

 

『猫舌』のヒトが、あっついお茶なんて飲めません・・・・

このお茶を、おいしく飲むには、冷ます・・・それしかありません。

冷ますために・・・・別の湯のみに移し替えて、なんとか飲める状態にする。

この『移し替えて、なんとか飲める状態にする』操作こそ、次数ダウンです。

 

どんな単元の、どんな問題であっても、いつも、我々の気持ちのど真ん中に、

“次数ダウン”を置いておくこと!!

 

その典型例として、この問題をやってみよう!! こういうことです。

 

次数ダウンの、代表的操作の方法を伝えるね!!

この方法は、これから3年間、ずっ~と、使い続けるからね・・・

 

この問題の本質はここにあります。

 

このような、本質を完全スルーして、

“解けたから理解してる”って浅はかだと思いませんか?

 

保護者の方々も、『問題が解ける』⇒ 『理解してる』 とするのは、ナンセンス。

 

このことを忘れずにいていただければと思います。

 

私は、このように、徹底して、『本質』にフォーカスして指導しています。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。