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2017
7/12

実力養成会通信 第494号 ”考えながら問題を解かないとダメ” の巻き

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うむ~~~~、もどかしい・・・・・

 

与えられた手順にのっとって解いてるだけ・・・・

 

手は動いてるが、思考回路は、とまったまま・・・・

考えてないから・・・

『わからない』から『思考回路がとまる』・・・・これは、よくあること。

しかし、今、計算してる”最中”の話。

 

 

例えば、問題を解いて、”(数字的に)あり得ない答え” になったとしよう・・・・・

解答を見て、チェックして・・・・・・・当然 ✖

 

私は、『✖』になったことは、責めない!!

 

(数字的に)ありえない答えになって『あれ?』とか 『こりゃ、やらかした』

このような、感覚を持てないことに対して、責めたい!!

 

『接する』⇒『重解』・・・だから、2乗の形になってるはず・・・・

ということは・・・・・こういう形に因数分解されなきゃならない・・・・

こう考えて欲しい!!

 

それと・・・・・・・・

問題文をよ~~く、読んでほしい!!

問題文に、書かれてある、様々な情報(条件)を活用しながら、問題を解いていく。

 

“具だくさんのカレー”に例えよう・・・・・・

じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ・・・・・これらが、すでに、一口サイズに綺麗にカット

されて、あとは、お鍋の中で、炒めるだけ・・・・・こんな感じで、条件が提示されると

きもある。

 

 

中には・・・・・

じゅがいもは、皮をむかなければならい・・・・自分の手で一口サイズにカットしなけれ

ばならない・・・・・こんなケースだってある・・・・・

 

与えられた条件を、そのまんま・・・・活用する・・・・

もしくは、いったん、自分の手で、いったん、”使える状態”に変形して、活用する。

 

こういった感じ・・・・・・

 

 

何故、生徒は、こうなってしまったか・・・・・・・

原因は、中学生時代にある!!

中学生時代・・・・・塾もしくは、家庭教師の先生・・・・・

『手取り足取りの指導』『かゆい所まで手の届く丁寧な指導』にどっぷりつかってたか

ら!!

 

問題文を、しっかり読まなくても、先生が、『この問題はね・・・・』って問題の趣旨

だとか、着眼点を手取り足取り指導してくれる・・・・

 

どうやって解くか?・・・・・・これもまた、先生が、手取り足取り、丁寧に、親身に

なって教えてくれる・・・・

 

原因は、ここにある・・・・・・・

熱意のある、親身になって指導してくれる”手取り足取り・懇切丁寧さ” が皮肉にも、”考

えられない生徒”を育ててしまっている・・・・・

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。