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2015
8/4

実力養成会通信 第82号 ”マーク模試・誘導に乗るとは? 駿台全国マーク模試で徹底解説PART2″の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、そして広島県のY君こんにちは。

それでは、今回の

2015駿台全国マーク模試 数学ⅡB  

第3問/数列から・・・・・

 

この問題は、「空気を読む」前に、予想がついてしまう・・・・

作問者がそれなりに、考えて「誘導」をつけたものの、その誘導にのらなくても、

生徒が「予想」できてしまうという作問者からすると「失敗」となる問題でした。

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 「訂正」左側の「bのn+1も無条件で・・・・」を「bのn+2も無条件で・・・・」に訂正です。スミマセンでした。

 

続きまして、第4問/ベクトル

素直に解いていけば、しっかりと得点できます。

標準レベルより易しいです。

ただ、実際は、第4問ということで、「時間がないっ!!」というドタバタの状況だったと

思います。冷静になって見て下さい・・・・何のひねりもない、”まんま”。

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「誘導に乗る」「作問者の意図を読み取る」・・・めちゃくちゃ大事です!!

今回の第3問で 唐突に現れた 「bのn+2 とbのn の漸化式」は、「1こ飛ばしで3で

割ると1余るよ」というメッセージになってます・・・これを、ヒントとして、考えて

ね・・・というのが、作問者の意図なんです・・・・しかし、実際は、生徒は、そんなの

スルーして、各自予想をつけて解いていった・・・そして、解けた・・・・

その一方で、第2問・・・・S(2t)・・・これもまた、誘導・・・これは、誘導に乗らな

いと解けない・・・・。これもまた、作問者の意図・・・・

マーク系では、どんな問題にも、ストーリーがあります。作問者の意図が込められてま

す。テーマは「工夫」であったり、「違った角度からの見方」です。

ゴリゴリ押しで解くだけじゃ、ダメなんです・・・・

常に「なんか、あるぞ~~」という疑心暗鬼な気持ちで問題文を噛みしめるように、読む

ことを忘れないでくださいね。

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。