実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、そして広島県のY君こんにちは。
それでは、今回の
2015駿台全国マーク模試 数学ⅡB
第3問/数列から・・・・・
この問題は、「空気を読む」前に、予想がついてしまう・・・・
作問者がそれなりに、考えて「誘導」をつけたものの、その誘導にのらなくても、
生徒が「予想」できてしまうという作問者からすると「失敗」となる問題でした。
↑ 「訂正」左側の「bのn+1も無条件で・・・・」を「bのn+2も無条件で・・・・」に訂正です。スミマセンでした。
続きまして、第4問/ベクトル
素直に解いていけば、しっかりと得点できます。
標準レベルより易しいです。
ただ、実際は、第4問ということで、「時間がないっ!!」というドタバタの状況だったと
思います。冷静になって見て下さい・・・・何のひねりもない、”まんま”。
「誘導に乗る」「作問者の意図を読み取る」・・・めちゃくちゃ大事です!!
今回の第3問で 唐突に現れた 「bのn+2 とbのn の漸化式」は、「1こ飛ばしで3で
割ると1余るよ」というメッセージになってます・・・これを、ヒントとして、考えて
ね・・・というのが、作問者の意図なんです・・・・しかし、実際は、生徒は、そんなの
スルーして、各自予想をつけて解いていった・・・そして、解けた・・・・
その一方で、第2問・・・・S(2t)・・・これもまた、誘導・・・これは、誘導に乗らな
いと解けない・・・・。これもまた、作問者の意図・・・・
マーク系では、どんな問題にも、ストーリーがあります。作問者の意図が込められてま
す。テーマは「工夫」であったり、「違った角度からの見方」です。
ゴリゴリ押しで解くだけじゃ、ダメなんです・・・・
常に「なんか、あるぞ~~」という疑心暗鬼な気持ちで問題文を噛みしめるように、読む
ことを忘れないでくださいね。
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。