日本が、朝鮮を自国の領土に組み入れた理由は、欧米のやっていた植民地とは、少し性質
が異なります。
欧米が行っていたのは、一般的には、”搾取” のための植民地化です。
占領した地域から原材料と労働力を手に入れ、自国に利益をもたらすためのものです。
しかし、日本の場合は違います!!
日本の場合、朝鮮がロシアなどの欧米列強の手に渡ると、日本にとって大きな脅威となり
ます。朝鮮半島は、日本と目と鼻の先。そこが欧米の植民地になると、欧米がいつ日本に
攻めてくるかもしれません。ですから、日本としては、なんとしてでも、避けたいと考え
ていました。そこで日本は、再三、朝鮮に近代化を促してきました。しかし、朝鮮はなか
なか動こうとはしませんでした。このままでは、朝鮮がロシアの植民地となることは、時
間の問題と考え、日本は、朝鮮を自国の領土の一部に編入したわけです。
その証拠に、日本は朝鮮の近代化のために大きな投資をします。
ダム、道路などのインフラ整備等々・・・・・・・・
しかし、憲兵・警察機関を多くし、軍隊も置いて、軍事的、警察的支配による武断政治を
実施していたのも事実です・・・・・・・
『韓国併合』・・・・・・・自国を潤すのが『植民地化』です。
『植民地』という言葉ではなく、『併合』という言葉を使っている理由は、欧米の”そ
れ”とは異なるということなのかもしれません。
あくまでも、私の個人的見解ですが・・・・
以上のことを踏まえながら・・・・・・韓国併合がどのようなステップを踏みながら進め
られていったのかをしっかりとおさえましょう。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。