誰でも、数学の勉強をしていてわからない問題に遭遇するでしょう・・・・
このとき、『どうやって解くのか?』
『どこに着目するのか?』
思考回路をフル稼働させ、必死になって考えます!!
実は、この『思考回路をフル稼働させて』必死になって考える事こそが重要なんです。
しかし、現実は、塾や家庭教師の先生が、すぐに手を差し伸べてくれます。
生徒は、必死になって考えることなく、
こういった“やさしい先生たち”からすぐに教えてもらえます。
しかも、この問題はどういう問題なのか?
どこに着目するのか?
一から十まで『手とり足とり』バカ丁寧に・・・・教えてくれるんです。
結果として、『他力本願』な生徒になっていくんです!!
私も、過去に、このような生徒を数多く見てきました・・・・・
こうっいた生徒たちは、例外なく
『勉強』= 『誰かに教えてもらうこと』・・・・・こんな感覚になってるんです
一度、『他力本願』な習慣が身についてしまうと、矯正するのは、本当に大変です。
手とり足とり、一から十まで教えてくれる先生・・・・・・
生徒や保護者にとっては、『あの先生、丁寧に教えてくれて、わかりやすい』と喜ぶで
しょう・・・しかし・・・・それが、逆に、”足かせ” となっていることに気付くことは
ありません。
話を元に戻しましょう・・・・・
『思考回路をフル稼働させて考えること』が貴重なんです。
これが『考える力』そのものです。
世の中に出ると『考える力』が問われます。
物事を解決する。
物事を創造する。
これらに『考える力』は不可欠です。
最近の、中学生、高校生の一部に
成績は、そこそこいいものの『考える力』が欠落している生徒が見受けられます。
何故か?
“そこそこの成績”は、『暗記』という単純作業だけで実現できてしまうからです。
考えることをしないで、『ごり押しの暗記』だけで点数がとれるから・・・・・
数学も、『解法』のうわべのみを暗記し、それに当てはめて解く・・・・・
でも、解けちゃうんです・・・・中学レベルでは・・・・
それは、『解いた』ではありません。
流れ作業にのっとって、『単純作業』をしたってこと。
勿論、暗記は、勉強を進めていく上で必要な作業です。
勉強の本質は、『考える』ことにあるんです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。