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2018
4/6

実力養成会通信 第732号 ”ベクトルとは?”  の巻

ニュース

成績がとても優秀な本科生から次のような質問を受けました・・・・

 

『先生、そもそもベクトルの正体って何ですか?』・・・・・・

 

私は、逆にこの生徒に聞き返しました・・・・

 

ちなみに、君は、(ベクトルに対して)どんなイメージをもってるの?

 

『やじるし? みたいなもん』

とか

『向きと大きさをもつ有向線分』

とかという言葉が返ってきました・・・・・・・・・

 

確かに、教科書にも、『向きと大きさだけで定まる量』と表記されてます。

 

この生徒は、教科書的には、しっかりとした理解をしてるんです。

しかし、成績が優秀なだけに、勉強すればするほど、

『向きと大きさを持つ有向線分』という概念は薄れていき、・・・・・

ベクトル = 解析幾何学における強力な武器 こんな認識でした。

・・・・・それはそれで正解なんです。

 

 

そもそも、ベクトル(vector)は、vehicle(乗り物)と同じ語源を持つ言葉なんです!!

しかし今ではその原義がすっかりと失われ、数学的、物理的概念として使われてます。

 

数学的立場でベクトルを定義すると、実は、とても難しい話になります。

高校数学では、『向きと大きさをもつ量』すなわち、『矢印のようなもの』という直感的

に理解することが求められます。

 

ですから、ベクトルは、矢印になぞらえて、イメージすると、つじつまが合うってだけの

話なんです。

 

ベクトル =     矢印    ではなく、

ベクトル ⇒ 矢印に例える    なんです。

 

ですから、

ベクトルとは何か?  の問いに答えられなくても、

具体例について【ベクトルの考え方】を習得し、具体的な様々な問題について、【ベクト

ルの手法】を駆使していけば、抽象的ながら自由なベクトルの世界に到達するはずです!!

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。