基礎・基本が大切なことは、誰しも口にします。
ところが、基礎・基本に力を入れるヒトは少ないです。
予備校の授業もまた、実戦演習が主体ですから、
基礎・基本に充てる時間は、圧倒的に少ないのが実情です。
基礎力が十分でないのに、
『もっと難しい問題をやりたい』
『もっと先に進みたい』
と考えるヒトは、かなりいます。
基礎・基本を100%身につけてこそ、応用力がつきます。
基礎・基本をおろそかにし、数だけ多くやっても、所詮自己満足です。
たちまち、『アタマ打ち』状態になり、力はついていきません!!
『伸び』は、完全にアタマ打ち状態になるでしょう・・・・・
応用問題の模範解答を表面的に”なぞり”わかったつもりになります。
『分かったつもり』では、自力で問題はとけません。
ここで、『基礎・基本』って具体的に、どんな、こと?・・・・・・
私は、抽象的な言い方はしません。
具体例をもって示しましょう・・・・
青チャート数ⅡB・・・・基本例題51です。
この問題は、『基礎』というより、『初歩』です。
教科書に書かれてある事は、『初歩』ですからね。
勘違いしないように!!
私がいつも言う『基礎・基本』とは・・・・・・
◆同じく、数ⅡB青チャートより・・・・
◆数学Ⅲ青チャート基本例題115より・・・・これも、典型問題ですね。
このように、皆さんが、当然のように、解いてる問題、あるいは、当然のように使い回
している定理、公式、解法パターンに対して、その理屈だとか、成り立ち、メカニズム
をしっかりと理解することが『基礎・基本』です。
特に、北大以上の難関国公立大学の2次試験においては、
最終的には、この基礎基本の部分に帰着します!!
人は、よく言います。
『ようは、演習量だ!!』と・・・・・
それは、中級レベルまで の話。
東大を始めとする超難関大の2次試験・・・・・
それは、『基礎基本』です。
レベルが上がれば上がるほど、基礎へ基礎へとなっていくもんなんです!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。