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2018
5/16

実力養成会通信 第772号 ”基礎・基本とは?” の巻

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基礎・基本が大切なことは、誰しも口にします。

ところが、基礎・基本に力を入れるヒトは少ないです。

予備校の授業もまた、実戦演習が主体ですから、

基礎・基本に充てる時間は、圧倒的に少ないのが実情です。

 

基礎力が十分でないのに、

『もっと難しい問題をやりたい』

『もっと先に進みたい』

と考えるヒトは、かなりいます。

 

基礎・基本を100%身につけてこそ、応用力がつきます。

基礎・基本をおろそかにし、数だけ多くやっても、所詮自己満足です。

たちまち、『アタマ打ち』状態になり、力はついていきません!!

『伸び』は、完全にアタマ打ち状態になるでしょう・・・・・

応用問題の模範解答を表面的に”なぞり”わかったつもりになります。

『分かったつもり』では、自力で問題はとけません。

 

ここで、『基礎・基本』って具体的に、どんな、こと?・・・・・・

私は、抽象的な言い方はしません。

具体例をもって示しましょう・・・・

 

青チャート数ⅡB・・・・基本例題51です。

この問題は、『基礎』というより、『初歩』です。

教科書に書かれてある事は、『初歩』ですからね。

勘違いしないように!!

私がいつも言う『基礎・基本』とは・・・・・・

◆同じく、数ⅡB青チャートより・・・・

 

◆数学Ⅲ青チャート基本例題115より・・・・これも、典型問題ですね。

 

 

このように、皆さんが、当然のように、解いてる問題、あるいは、当然のように使い回

ている定理、公式、解法パターンに対して、その理屈だとか、成り立ち、メカニズム

しっかりと理解することが『基礎・基本』です。

 

 

特に、北大以上の難関国公立大学の2次試験においては、

最終的には、この基礎基本の部分に帰着します!!

 

人は、よく言います。

『ようは、演習量だ!!』と・・・・・

それは、中級レベルまで の話。

 

東大を始めとする超難関大の2次試験・・・・・

それは、『基礎基本』です。

 

レベルが上がれば上がるほど、基礎へ基礎へとなっていくもんなんです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。